今宵、堪能したお酒の一部です。
大好きな1店。
長野市「べじた坊」にて。
http://vejinet05.s1.bindsite.jp/
お店を仕切る若きおふたり若林さん・石垣さんが、今の私に飲ませたい1本をテーマにセレクトして頂いたお酒の一部です。
実際はこの倍の銘柄を頂きました。
どのお酒も秀逸なのはもちろんですが、オンリーワンの個性が光っていました。
信州上田 ほろ酔い社長がつづる日々の記録
今宵、堪能したお酒の一部です。
大好きな1店。
長野市「べじた坊」にて。
http://vejinet05.s1.bindsite.jp/
お店を仕切る若きおふたり若林さん・石垣さんが、今の私に飲ませたい1本をテーマにセレクトして頂いたお酒の一部です。
実際はこの倍の銘柄を頂きました。
どのお酒も秀逸なのはもちろんですが、オンリーワンの個性が光っていました。
今年も長野県酒造組合青年部にあたる「若葉会」の研修旅行に行って参りました。
ちなみに私は万年旅行幹事。
普段はなかなか「若葉会」のお役に立てない私が1年間で最も力を入れる場所です(笑)。
今年の行き先は香川県。
お伺いした蔵元は「川鶴」の川鶴酒造さんと「鎧陣」の丸尾本店さんです。
圧巻でした。
どちらの社長さんも、会社の現況や経営方針を説明して下さったあとに自ら蔵を案内して頂いたのですが、学ぶことの多さに身の引き締まる思いでした。
そのあとは30種類を越える利き酒です。
川鶴酒造さんでは、皆さんの客観的な評価が知りたいとの事で、ズラリと並んだお酒に、香りと味わいの点数とコメントを付けていきます。
中には古酒や25BY酒もかなり混ざっており、平成2BYという驚きの年度まであります。
「できれば解答用紙に皆さんのお名前も書いて頂ければありがたいです」という蔵元の要請に、無謀にも私は記名してしまいました。
一方の丸尾本店さんは、今期製造されたすべてのお酒を仕込みタンクごとにブラインドで利き酒。
各自評価を書いた上で、最後に社長さんから正体が明かされます。
「この中に1本だけ美山錦のお酒がありますが、分かりますか?」
超難問でした。
どちらの蔵元も予定時間を大幅にオーバーしての見学、さらには質問攻めに快くお付き合い頂き、ただただ感謝のひとことです。
1泊2日の強行日程でしたが、学ぶべきことが多い、貴重な時間でした。
写真:コンサート終了後のステージ
ピアノの隣はトーイピアノとエフェクターとして使われたパソコン
ジョン・ケージ作曲。
「4分33秒」。
先日足を運んだ「音と音楽の表現領域コンサート」にて、ピアノで「演奏」された1曲です。
衝撃でした。
曲が始まって終わるまでまったくの無音。
一度も音が奏でられることはありませんでした。
演奏時間、「4分33秒」。
その間、女性ピアニストはひたすら椅子に座ったまま微動だにせず、時折指を鍵盤の上に持っていき弾く真似だけしたり、何度か静かにピアノの蓋を閉じたり開けたり・・・。
館内に響くのは客席からのかすかなざわめきのみ。
そうこうしているうちにピアニストは立ち上がってお辞儀をし、客席の我々は曲が終わったことを知りました。
現代音楽の先駆者、ジョン・ケージやイアニス・クセナキスの名前は、坂本龍一のインタビューで知りました。
しかし初めて聴くジョン・ケージの、この衝撃の1曲。
コンサート会場を出て早速調べてみました。
1952年に作られた「この曲は音楽は音を鳴らすものという常識を覆す、「無音の」音楽である。」(ウィキペディアより)
ちなみに楽譜は
Ⅰ(第1楽章) TACET(休み)
Ⅱ(第2楽章) TACET(休み)
Ⅲ(第3楽章) TACET(休み)
とだけ書かれているとのこと。
「TACET(休み)」とだけ書かれたこの曲で、時にはフルオーケストラ、時にはピアニストは、しっかりと演奏体勢には入るものの無音を貫き、4分33秒が経過すると客席にあいさつをして演奏を終了するのだそうです。
そしてこの「4分33秒」は、音楽の概念を覆した1曲として今も高い評価を得ているとのことです。
ちなみにこのコンサートは、某大学の理工学部表現工学科の公開講座でした。
「この曲の詳細については、学生諸君は次回の講義で詳しく説明します」と、解説をつとめた教授からありました。
聴きたい!
「4分33秒」、よろしければ「YouTube」等でチェックしてみてください。
写真上:開場直前(真ん中のテーブルの一升瓶は仕込水)
写真下:閉会直前にパチリ
今年も開催されました。
信州佐久の熱き男、小山英浩がプロデュースする「酒舗 清水屋 大利き酒会2015」。
会を重ねること4年目。
その第1回から参加させて頂いてる私としては、お声掛け頂くそのたびに感謝の思いでいっぱいの毎回です。
この日参加した蔵元は長野県内から22蔵、県外から7蔵の計29蔵。
そこに酒器専門の業者さんが加わって30ブースがお出迎えします。
スタートと同時に会場は超満員。
顔馴染みの皆様、今日初めての方々、歓談しながらお酒を注ぎ続けます。
この日出色だったのはお客様が各々持ってこられた酒器の数々。
実は今回、主催の小山さんが「マイ酒器」の持参を呼びかけたのに対して、多くのお客様が応えて下さったのでした。
ざっと見てもその数半数以上。
お酒を注ぐお客様の手に添えられた色とりどりの酒器の美しさといったら・・・。
相乗効果で隣の酒器のブースにも大勢のお客様が集まっていらっしゃいました。
そうこうしているうちに、あっという間の4時間。
弊社のブースの締めのお客様は、小山さんを通じて出会った和食処の店長さんとスタッフの皆様。
閉会時間を惜しむようにして皆さんに注いだ1杯で、今日持参したお酒がすべて空になりました。
ご来場者数、驚きの400名。
今日もまた、信州佐久「酒舗 清水屋」の燃えたぎる思いを大いに体感させてもらえた素敵な1日でした。
「美ST」という月刊誌があります(写真は表紙)。
40代からの女性のライフスタイル誌です。
この本に知人の女性Mさんがカラー1ページで掲載されました。
ご本人からご連絡を頂き、その足で書店へ駆け込み購入。
早速ページをめくると・・・。
「美魔女の10年美容」と題し、「セラピスト」として活躍しているMさんの姿が大きくアップで写っていて、その眩しさに感動です。
と同時に、Mさんの仕事ぶりを目の当たりにすることができて、思わず嬉しさがこみ上げてきました。
本当はそのページの写真もここに載せたいくらいです。
知人、と書きましたが、実はMさんとは一度しか会ったことがありません。
今から数年前、ご友人の女性と連れ立って突然ご来社頂いたのがMさんでした。
束の間の休息で上田市郊外の温泉を訪れ、そこで飲んだ弊社のお酒が美味しかったからとわざわざご訪問頂いたのでした。
今回は温泉に入ることだけが目的で、観光もしないですぐに帰ろうかと思ったけれど、と語るMさんに、せっかくだからと私は次から次へと利き酒を勧めます。
お酒が入るにつれて会話も尽きる事なく盛り上がり、気が付けば私はおふたりを車に乗せて上田観光のドライバーをしておりました(とはいっても弊社の近くを回るだけの短いものでしたが)。
それから数日後、Mさんから丁重なお礼の連絡があり、彼女が関東で起業されていることを知ります。
以降、Mさんと私はSNSを通じて折に触れ連絡を取り合うようになりました。
決して頻繁ではありません。
でもさり気なく送られてくる短い文章からは、あの日ご一緒した時の思い出が蘇り、私も嬉しさとともにお返事をする毎回です。
そんな中での今回の誌面掲載のご連絡。
私は取るものも取らずに書店へ走った次第です。
たった一度きりの邂逅が今も変わらず続いていることに感謝の思いでいっぱいです。
そしていつかまたMさんと再会できる日を心待ちにしている私です。