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振り向いたらそこに・・・

2019.02.16

出張で東京へ行った際、所要でSホテルのラウンジへ赴きました。

このSホテルには、同じ系列で普段私が定宿にしているTPホテルから異動してきたUさんという女性スタッフがいます。

彼女は笑顔が素敵で、前のTPホテルでは折に触れとても細やかなサービスをしてくれた、大好きなスタッフのひとりでした。

今回Sホテルを訪れるに当たって、できれば彼女をフロントで呼び出して久々に会ってみたい、そんな思いにも駆られていました。

さて、ラウンジに足を運んだ時の事です。

ドアを開けようとした瞬間、「和田様!?」
呼ばれて振り返ると「和田澄夫様ですよね!」
そこには変わらぬ笑顔のUさんが立っていました。

何という偶然。
しかもフルネームを覚えていてくれたという感激。
瞬時に嬉しさがこみ上げてきて胸がいっぱいになりました。
お互いに驚きとともに言葉を交わしながら、この劇的な出会いをしばし喜び合いました。

数時間後、ラウンジを出ようとした時も、この偶然の嬉しさが胸を離れません。
私は名刺の裏にUさんへのメッセージとお礼をしたためて、フロントに預けるべく向かったところ・・・。
何とカウンターの前には、再びUさんの姿が。
しかもこちらに気が付いて、手を振っているではありませんか。

すぐに駆け寄り「フロントに預けようと思っていましたが、直接お渡しできて嬉しいです」。
そう言って手渡した、びっしりと書き込みが入った名刺を、Uさんはしっかりと笑顔で受け取ってくれました。

名刺に目を落としたUさんがまず発してくれたひとこと。
それは「あっ、私のフルネーム!」でした。

イタリア商談会

2019.02.09

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上田市の5蔵と、イタリアで日本酒の輸入販売を手掛けるバイヤーとの商談会が、上田市内のホテルにて開催されました。

ラグビーワールドカップを目前にして、イタリア代表チームが上田市の菅平高原をキャンプ地に選んだ事をきっかけに、イタリアとの交流をより深めようと上田市が企画したイベントです。

当日は多くの市役所や商工会議所の関係者が見守る中、バイヤーのジョバンニ氏がイタリア人の通訳を伴って、1社ずつ丁寧に利き酒をしながらブースを回りました。

その初っ端に当社が指名され、私は満面の笑顔とは裏腹に緊張感いっぱいで応対します。

それにしても、次々と繰り出される質問の専門的かつ鋭い事といったら。

まず最初に聞かれた使用米とお酒のスペックから始まって、味わいの特徴、貯蔵方法、料理とのマッチングなど、自然と会話にも熱を帯びていきます。
最後に「このお酒(「和田龍純米酒」)はイタリアでも受けると思いますし、特にパンチェッタには合いますね」とお褒め(お世辞?)のお言葉を頂き、隣のブースに移られたジョバンニ氏でした。

5社との商談が一段落し、イタリアを意識した数々の料理とともに懇親を楽しんだあとは、締めに集合写真を撮影。
まだ海外輸出はしていない当社にとっても大変楽しく、そして勉強になった有意義な一夜でした。

上野の午後

2019.02.02

明日、日曜日の午後、人と会うために半日の日帰りで東京は上野へ行きます。
少し時間が空くので、何かやっていないかとネットで検索すると・・・。

まず見つけたのが、上野の森美術館で「フェルメール展」。
ただ、10月から始まったこの展示会。
チケットは入場時間指定制で、今なお満員電車並みの混雑とのこと。
さらには普段は有料の音声ガイドが、今回は来場者全員に無料で配られるそうで、列がまったく進まないそうです。
しかもこの日は東京での最終日、壮絶な混みようが予想されます。

現存するフェルメール作品35点のうち9点が集まる今回のフェルメール展。
HPによると今回のフェルメール作品はひとつの部屋に集められているとの事なので、他の作品には目もくれずフェルメールの部屋に直行し、音声ガイドもあえて使わずに、わずかな時間で構わないのでそれぞれの作品を脳裏に焼き付けてこようかと思ってしまいます。

それともうひとつ見つけたのが、同じく上野の東京文化会館。
何とリッカルド・ムーティ指揮のシカゴ交響楽団が来日しているのです。

しかも明日は、前日までのベルディ「レクイエム」ではなく、この日だけのプログラム、リムスキー・コルサコフ「シェヘラザード」とチャイコフスキー「交響曲第5番」。

前々回のブログに書いた通り、特に「シェヘラザード」は今まさにカーオーディオで連日聴いているお気に入りの1曲。

しかし・・・ムーティのチケットがさすがにコンサート直前に取れるとは思わず、それでも探してみましたが、案の定完売。
平日のベルディ「レクイエム」がたった数枚とはいえ残っている事が、むしろ不思議でさえありました。

普段からちょっとの時間でも無駄にしたくない、時間貧乏の私のあがきでした。

「和田龍登水 美山錦」発売開始

2019.01.26

お待たせしました。
ずっと欠品中だった「和田龍登水」、まずは「美山錦」の新酒から、2月1日より発売開始です。

シャインマスカットや桜の花を思わせる上品な芳香。
生原酒でありながら軽快で、キレのある酸との調和が楽しく、すいすい喉を通る透明感あふれる味わい。
ぜひご賞味ください。

当ホームページの「和田龍登水」お取扱店様でお求めください。

「ららら♪クラシック」

2019.01.19

こころのところ、ついチャンネルを合わせてしまうのがNHK Eテレ放送の「ららら♪クラシック」。

俳優の高橋克典(個人的には「アウトレイジ・ビヨンド」の殺し屋役が大好き)がナビゲーターとなって、ゲストと共にクラシックを楽しく、そして分かり易く解説します。

昨夜は「最強の音楽家」と題して、モーツァルト・バッハ・ベートーベンが特集されました。

この3人のどこが偉大なのか、そして音楽史にとのような影響を与えてきたのか、知らなかった基礎知識を平易に教えてくれます。

そして演奏されるのも、毎回大好きな曲ばかり。

昨夜はモーツァルト 交響曲41番「ジュピター」。
バッハ「ミサ曲ロ短調」。
ベートーベン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」。

「ミサ曲ロ短調」はバロックの中でも珠玉の声楽曲で大好きだし、「皇帝」は昨年5月の音楽の祭典「ラフォル・ジュルネ」でライブに行ったばかりだし、聴いていて心踊ります。

ちなみに前回のテーマはヘンデルのハレルヤ・コーラス」。
実は私「ハレルヤ・コーラス」は数え切れないほど歌っていて、この曲が入っているオラトリオ「メサイア」は座右の1曲といっても過言ではありません。

その「ハレルヤ・コーラス」の初歩的な、しかしあまり知られていない魅力や秘密が「そうだったのか」という驚きと共に次々に語られました。
曲中に「ハレルヤ」という言葉が60回出てくるとか。

加えて解説役として出てきたヘンデル評論家は妻の高校時代の先輩。
また一歩、番組が身近に感じられたひとときでした。

話は飛びますが、今、私が車の中で毎日聴いているのはリムスキー・コルサレフの交響曲組曲「シェヘラザード」。

コルサレフはムソルグスキーをはじめとした「ロシア5人組」のひとりです。
そして「シェヘラザード」とは「千夜一夜物語」の語り手で、タイトル通り「千夜一夜物語」のストーリーが壮大かつ繊細に、45分に渡って演奏されます。

春になったら、この曲が演奏されるコンサートに招待されています。

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