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発売情報

2024.03.19

お待たせしました。
来週、3月25日(月)より、「和田龍登水」新酒第一弾「美山錦」の発売を開始します。

きれいな酸と、メロンを彷彿させる、さり気なくフルーティな香りと味わい。
フレッシュでみずみずしい「無濾過生原酒」に今年も仕上がりました。

なお価格に関しまして、720mlのみ200円アップさせて頂くことをご了承ください(全アイテム共通)。

当ホームページの「『和田龍登水』お取扱い店」様でお求めください。
ご不明な点は弊社までお問い合わせください。
(9:00~17:00 日・祝休)

和田龍登水
1.8L 3,200円 (税込 3,520円)
720ml 1,800円(税込 1,980円)

メルボルンからの来訪

2024.03.09

まず新酒のご案内です。
3月下旬より「和田龍登水」第1弾「美山錦」を発売開始の予定です。
今、鋭意準備中です。
大変お待たせして申し訳ございません。

さて、今日の話題です。

先日、驚愕の来客がありました。

Jim Coad(ジム・コード)。

今から40年以上前。
ジムは私が高校生の時、我が家に3ヵ月間ホームステイした、オーストラリア・メルボルンから来た留学生でした。
当時、我が家から上田市内の高校へ自転車で通っていました。

事務所にいた女性社員によると、ジムは突然奥様と一緒に店に入ってきて、「スミオ、いる?」「I'm looking for Sumio!」と尋ねたそうです。

しかしその時私は、何と遠方へ外出中。
すぐに戻る事ができない悔しさに、地団駄を踏みたくなる思いでした。

それからふたりは2時間ほど滞在し、当時、毎日ジムの食事や弁当を作り、部屋を掃除し続けた母と、私の妻と4人で、妻の片言の英語の通訳で楽しく語り合ったそうです。

外出していた私は、ふと思い立って妻の携帯に電話をしました。
「ジム、まだいる?」
「ちょうど今お帰りになるところ」
「良かった。間に合った。スピーカーでジムと話させて」

数秒して
「Hi!Sumio!」
「Hi! Jim!」

その瞬間、涙がこぼれそうでした。

以降はお互い、片言の日本語と英語での会話です。

「スミオ。僕は日本語があまり喋れなくなってしまった」
「いや、ちゃんと分かるよ」

話す中で、ひとつの思い出が蘇ります。

「ジム。ふたりで映画館へ行って『チャンプ』を観たこと、覚えてる?」
「オー、『チャンプ』!覚えているよ。ジョン・ボイドだよね!」

覚えていてくれました。
でもガラガラの映画館に入って「どこに座りたい?」と聞いた時、ジムは若い女の子の隣を指差して「あそこ」と言ったのを必死で制した事も、これまたいい思い出です。

10分ほど話して
「ジム!会いたかったけど、でも話せて嬉しかった!ありがとう!」
「スミオ!ありがとう!」
そして名残惜しくも電話を切りました。

40年の時を経て、わざわざ上田の我が家を奥様を連れて訪ねてきてくれたジムの気持ちを思うと、嬉しさとともに、懐かしさと愛おしさに胸が掻きむしられる思いがしたひとときでした。

会社に戻ると、ジムの直筆の住所とメールアドレスと今自分がしている仕事のイラストが書かれた紙が置かれていました。

お詫びとご報告

2024.03.02

今回はお詫びとご報告です。

ご来店頂く皆様、大変申し訳ございません。
今現在、店内にほとんどお酒がありません。
(レギュラー純米酒・特別純米酒・純米生酒・純米大吟醸等、数アイテムは在庫がございます。)

昨年度の4BYのお酒は「和田龍登水」をはじめして、ほとんどが完売してしまい、新酒第一弾の5BYの「搾りたて生原酒」もありがたい事にあっという間に無くなってしまいました。

今、鋭意、5BYの新酒を世に出すべく、連日蔵作業に勤しんでいるところです。

皆様、もう少しお待ちください。

3月下旬から、新酒の「和田龍登水」が、まず「美山錦」から順次発売開始の予定です。

並行して、その他の火入れ酒も新酒の出荷を開始致します。

それでもいいから、在庫が数アイテムしか無くてもお越し下さるという皆様。
ありがとうございます。
いつもと同様に、社員一同、心を込めて接客させて頂きます。

店内の在庫が少ない中でも、行って良かったと実感して頂けるよう、引き続き頑張ります。

旧軽井沢のお気に入り

2024.02.24

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所用があり、日曜日の午後、旧軽井沢まで足を延ばしました。

そして旧軽井沢まで行くと必ず立ち寄るのは、旧軽通りの一番奥に位置する、何十年来も通い続ける「茜屋珈琲店」です。
このブログにもたびたび登場しています。

懐かしい思い出があります。

今から20年ほど前。
12月25日を過ぎても、まだ家族の年賀状のデザインすら決まっていなかった年の瀬でした。

どんな写真にしようとさんざん思案した挙句、ふと頭に浮かんだのが「茜屋珈琲店」の店内でした。

思い立ったが吉日。
そのまま妻と当時まだ小学生だった子供たちを車に乗せて、旧軽井沢に直行。
そして「茜屋珈琲店」のドアを開けるや否や、オーナーの大谷さんご夫妻にこう頼み込みました。
「年賀状用に、大好きなこのお店の店内で家族写真を撮らせてください!」
すぐにご快諾を頂き、大谷さんに撮って頂いた1枚は、自画自賛ではありますが、それはそれは素敵な写真として年賀状を飾る事が出来ました。

そして今回。

2月にしては暖かな日差しが降り注ぐ旧軽通りを抜けて、趣のある「茜屋珈琲店」の木戸を開けると、長い長い1枚カウンターの奥で、いつものように大谷さんご夫妻が「やあ、いらっしゃい!」と笑顔で迎えてくれたのでした。

それにしても、このカウンターで、数多(あまた)の中から大谷さんが選んでくれたティーカップで、丁寧に注がれたコーヒーを飲む瞬間の、何と落ち着くことか。

今回チョイスして下さったカップは、横浜のホテルニューグランドで使われた大倉陶園の復刻版との事。
なるほど、ソーサーにカモメが飛んでいます。

大谷さんご夫妻との会話を楽しみながら2杯目を注文します。

途中、20名近くの台湾からのインバウンドのお客様(彼らもこのお店の馴染みとの事です)と大谷さんとのお話をBGMにしながら、時間はゆったりと過ぎていきます。

2杯目を飲み干したところで、さて、お勘定です。
私にとって軽井沢にこのような素敵な居場所がある事へのお礼を述べて、名残惜しいですがお店をあとにしました。

そして時刻はまだ黄昏時。
さあ、このあとは「ひとり晩酌」タイムです。

その足で、旧軽井沢のロータリー横の、大好きな「酢重ダイニング」にINして、お酒と肴に舌鼓。
続いて真隣にある「川上庵」でお酒と一緒にお蕎麦を手繰って、お腹も心も満杯です!

締めは向かいの「SAWAMURA」でお土産のパンを買って、寒風吹きすさぶ夜の街を、軽井沢駅まで千鳥足で歩いて帰ったのでした。

ご報告

2024.02.17

ご報告です。

昨年度(4BY)分の「和田龍登水」ですが、当社在庫分は全アイテム完売しました。
皆様のご愛顧に心よりお礼申し上げます。

また新酒(5BY)の「和田龍 搾りたて生原酒」も、当社在庫分は完売しております。

どちらも引き続き、当ホームページ内の「『和田龍登水』お取扱い店」様にてお求めください。

そして「和田龍登水」の新酒ですが、年が明けて、順次仕込みが始まっています。
既に仕込みが始まっているタンクからは、醪がピチピチと産声を上げています。
3月中旬頃から「美山錦」をトップバッターとして順次発売の予定です。
詳細は改めてご案内申し上げます。

皆さんに美味しいお酒を召し上がって頂けるよう、これからも頑張ります!

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