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「カリ・モーラ」

2019.11.29

「羊たちの沈黙」シリーズで知られる作家トマス・ハリス。

小説も映画も大好きです。
一連の「羊たちの沈黙」シリーズは何度読み返したか、そして観直したか、数え切れません。

本は保存用と携帯用と2部ずつ持っています。
ちなみに「ゴッドファーザー」もそうです。

そんなトマス・ハリスの新作が、まさか今発売されるなんて!

「カリ・モーラ」。

雑誌の書評欄で読んで即買いしました。

しかし・・・読む時間がない。
先日東京出張の際、ようやく行きの新幹線で3分の1ほど一気読み。
比較的速読は得意と自負する私ですが、トマス・ハリスはやはりじっくり熟読したい(ちなみに帰りの新幹線はすでに酔っているのでいつも爆睡です)。

そして残りを今、寝酒代わりに読んでいます。
しかし横たわって読むといつの間にか睡魔が襲ってきて、翌日ページを開くと、前日読んだ内容が頭から飛んでいます。
で、数ページ前から読み返すという繰り返し。
一体いつまで掛かるのでしょう?

そんな感じで、今日もまた「積ん読」の本がどんどん貯まる毎日です。

それにしてもトマス・ハリス、凄いぞ!

新酒が出ます。

2019.11.25

この冬の新酒第1弾「和田龍純米搾りたて生原酒」。
いよいよ12月1日より発売開始です。

今期最初の純米酒のタンクから何も手を加えることなくそのまま瓶詰めした、「無濾過生原酒」です。

フレッシュでフルーティ。
ジューシーで芳醇な香りと味わいが、鼻孔と口中いっぱいに広がります。

昨年よりさらに進化を遂げた新酒をぜひお試しください。

販売店様等、ご不明な点は当社までご一報ください。

和田龍純米搾りたて生原酒

1.8L  2,400円(税別)
720ml 1,200円(税別)

精米歩合 70%
アルコール度数 16度
日本酒度 -2
酸度 1.6

ホームカミング

2019.11.17

ファイル 698-1.jpgファイル 698-2.jpg

半日の日帰りで東京へ行って来ました。

3年に一度の母校同窓会のパーティ「ホームカミング」に卒業生酒蔵として参加・出品するためです。

パーティでは懐かしの顔・顔・顔・・・。
そして新しい方との人の輪も広がって、他の参加蔵のお酒をぐびぐび飲みながら、あっという間の楽しい数時間を過ごして参りました。

ちなみにこの日は「高輪ゲートウェイ」駅(やっぱり馴染めない名前です。個人的には「芝浜」駅が好き)開業に先立ち、線路の切替工事で、山手線と京浜東北線で運休もしくは大幅な規制が引かれていて、大変な混雑でした。
でも、電車の行先案内板等この日限りのものが多数あるためか、撮り鉄の多さにびっくり!
といいながら、実は私も鉄ちゃんなので、その輪に加わりたい衝動を抑えた東京での道中でした。

いよいよ冬

2019.11.09

今年も仕込みが始まりました。
これから厳寒の冬にかけて、来年の春まで、何本ものお酒が仕込まれ、そして産声を上げます。
皆様が笑顔になれるようなお酒をお届けすべく、頑張ります。

新酒第1弾「和田龍 純米しぼりたて生原酒」は12月上旬~中旬に発売開始の予定です。
また詳細が決まりましたらご報告致します。

思いも掛けぬ返信

2019.11.02

東京の定宿TPホテルに今回も泊まりました。
このホテルのサービスが大好きだからです。
もう15年来のお付き合いになります。

この日もいつもの快適なサービスを期待してホテルに着いたのですが・・・何か雰囲気が違います。
ロビーが決して混んでいる訳ではありません。
でもベル担当・ドア担当、誰も声を掛けてくれません。
みんな知らんぷりです。
あとで知ったのですが、10月はちょうど人事異動だったのですね。
知らない顔ばかりのはずです。

しかし、そんな暗くなりかけた私の気持ちを吹き飛ばしてくれたのが、チェックインを担当してくれた旧知の女性スタッフMさんでした。

毎回彼女はロビーやフロントで私の姿を見つけるやいなや遠くから飛んできて元気な挨拶をしてくれる、笑顔がとても素敵なフロントレセプションのリーダーです。

この日もMさんからの快活な挨拶のあとは、楽しい会話を弾ませながら心地よいチェックインを済ますことができました。

また翌日の朝食でもレストランで彼女の姿を見つけ、満面の笑顔で出迎えられながら、爽やかな朝のひとときを過ごすことができました。

ホテルでのクライマックスはチェックアウトの瞬間であるといっても過言ではありません。
このチェックアウトの数分間が素敵であればぜひまた来ようと思いますし、逆に失望するものでしたらそれまでのホテルでの楽しい時間も吹き飛んでしまいます。

今回のチェックアウトは残念ながら後者でした。
担当した女性も異動してきたばかりだったのでしょう。
だからといって、いつもより質の低いサービスを提供してしまった言い訳にはなりません。

後日メールで送られてきたアンケート(毎回必ず回答します)に、私は快適だったこと(特にMさんのサービス)、そして決して快適とはいえなかった出来事を記して送りました。
文末に「チェックアウトの際『くれぐれもMさんによろしくお伝えください』とお願いしたメッセージは届いたのでしょうか」と付け加えました。

数日後、ホテルから返信が届きました。
いつもであれば、アンケート担当の係からの、どちらかといえば型にハマった紋切り型の文章が記されています。

が、この日は違いました。
心のこもった温かな文章です。
書いてきたのはMさん本人でした。
「メッセージは伝わっています」というひとことはあえて書かずに、でもメッセージがしっかり届いていることを言外に伝える文章に感激し、何度か読み返しました。

彼女の肩書きは「スーパーバイザー」に変わっていました。
昇進されたのですね。
ぜひこれからも、あなたのような素晴らしいホテルマンを育て上げていってください。

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