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「YMOって・・・」

2020.12.22

仕事中のトラックでラジオを聴いていたら、今日は「YMOが解散した日」なのだそうです。

そうか。
今日12月22日はその日か。

正式にはYMO「解散」ではなく「散開」ね。

私は浪人生活真っ只中でした。
YMO「散開」ツアーの最終日は日本武道館で、しかもこの日の観客はすべて無料招待でした。

このチケットが欲しくて、私は勉強そっちのけで神田の三省堂書店に備え付けられた応募用紙を百枚以上投函しましたが、結果はハズレ。

それから今日まで、このライブの模様はビデオやCDで擦り切れるほど観聴きしてきましたが、今観ても素晴らしいのひとことで、私のベスト・ライブに入る1本ですね。
今もこの日のライブCD「アフター・サーヴィス」は、頻繁に私の車でかかっています。

それにしても驚いたのは、ラジオの若い女性アナが「『YMO』って『イエローマジックオーケストラ』の略だって今、知りました」と語った事。
トラックの中で思わずのけぞってしまいました。
そうしたら男性のメイン・パーソナリティが「メンバーに坂本龍一さんがいたんですよ」なんて、凄まじい解説しているし。
ショックでしたが、世の中は移り変わっているんですね。

YMOはいつまでも不滅です。

「和田龍 純米搾りたて生原酒」発売開始

2020.12.14

お待たせしました。
今週末より「和田龍 純米搾りたて生原酒」の発売を開始します。

今年は大きくスペックを変えました。

・使用米:一般米 → 長野県産ひとごこち

・精米歩合:70% → 59%

・使用酵母:きょうかい9号 → 長野酵母C

これらを変えた上で丹精に醸した結果、今年の「搾りたて生原酒」は、これまでのものより一歩上を行く、上質な酒質と味わいを実現することが出来ました。
どんなお酒に仕上がったか、皆様ぜひご賞味ください。

当ホームページの「和田龍登水ブランドお取り扱い店」様、もしくは弊社にて販売しております。
ご不明な点は遠慮なくお問い合わせください。

和田龍 純米搾りたて生原酒
1.8L 3,300円(税込)
720ml 1,650円(税込)

予告です。

2020.12.04

新酒第一弾「和田龍純米搾りたて生原酒」。
12月中旬に発売予定です。
昨年よりも発売が少し遅れているのは、より丁寧に醸しているため。
昨年よりも、スペックも味わいもグレードアップして登場します。
詳細は改めてお知らせします。
今しばらくお待ちください。

「ニュー・シネマ・パラダイス」

2020.11.28

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奇跡です。

大・大・大好きな「ニュー・シネマ・パラダイス」が、30年の時を経て上映されました。

しかもピカピカの東宝シネマズ上田ではなく、私が小学校の頃から通い詰めた、上田の古くからある映画館で。

20代の時に公開されたこのフイルム。
東京の映画館で繰り返し観てはそのつど号泣し、翌年の我々の結婚披露宴では、BGMをすべてこの映画のサントラで埋め尽くさせてもらいました。

そして先日の夜、仕事の合間を縫って、妻と映画館へ駆け付けました。

公開当時の思いもあいまって、我々を含めて4人しかいない館内に甘えて、オープニングから、溢れる涙を拭くこともせず大号泣しました。

それにしても全編を通して流れるエンリオ・モリコーネの音楽はずるいよ。
それだけで涙腺が緩んでしまうから。

ちなみにこの映画館では、すべての作品が1日1回のみの上映で、この日のプログラムは「ニュー・シネマ・パラダイス」の他に、同じ監督・作曲家による「海の上のピアニスト」、そしてなんとフェリーニ特集。
すごいですよね。

気持ちが30年前にタイムスリップした、素敵なひとときでした。

NEO GEO

2020.11.21

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自分が世界一聴き込んだ、そんな自信があるアルバムがあります。

坂本龍一「NEO GEO」(ネオ・ジオ)。

大学3年生の時に買ったこのアルバムを、当時購入したばかりの4万円のミニコンポで、四畳半の自室で聴きまくりました。

例えば1曲目の「BEFORE LONG」は、楽譜を買って、大学のピアノでこっそり練習を重ねました。

2曲目のタイトル・チューン「NEO GEO」は、沖縄民謡とケチャとの融合という新しい坂本ワールドの誕生に、ただただ心震わせました。

4曲目の「FREE TRADING」は、曲の途中で数回だけ叩かれるドラムの音を聴くためにだけに耳を集中させました。

7曲目の「OKINAWA SONG」は、テレビの音楽番組でパリからの生中継で坂本はこの曲を演奏し、エッフェル塔の真下で沖縄の旋律が鳴り響く衝撃に、背筋に電流が走りました。

たった8曲しか入っていない短い、しかし濃密この上ないこのアルバムを機に、坂本は沖縄音楽ひいては世界の民族音楽への融合へと傾いていく事になります。

横浜・大阪・名古屋・東京で開催された「NEO GEO」ツアーも凄かった。

私は運よく初日の神奈川県民ホールの2列目で観る幸運に恵まれましたが、このライブがたった4公演しか行われないもったいなさと、そこに居合わせる事が出来た幸運に酔いしれました。

ちなみにこの直前、坂本龍一は「ラストエンペラー」でアカデミー賞作曲賞を受賞します。
そしてこれを機に、作風や曲調も大きな変化を遂げていくことになります。

そして今も「NEO GEO」は私のカーオーディオで鳴り響いています。

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