地酒界の至宝、「革命君」の齋藤哲雄さんがご逝去されて早半年が経とうとしています。
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そんな中、昨日私が会社を不在にしている間に、素敵な来客がありました。
K辺さんファミリー3名、初めてのご来社です。
応対させて頂いた妻によると、K辺さんは「革命君」のご常連で、齋藤さんとも個人的にお付き合いが深く、今回は親交が厚かった上田市内の4蔵に齋藤さんのお墓の場所を伝える目的で、わざわざ信州までご来訪頂いたとの事でした。
私はお目に掛かれなかった無念さに後ろ髪を引かれながら、せめてもと思い、妻が聞いた番号に電話を掛けました。
電話口に出られたK辺さんに、私は、お越し頂いたお気持ちがとても嬉しかった事、お会いできなくて残念だった事、そして齋藤さんが繋げて頂いたこのご縁がどれだけありがたかったかをお伝えし、電話を切りました。
そして今朝、9時過ぎにご来社されたお三方を見て、それがすぐにK辺さんご一行だと分かりました。
昨日は上田で泊まり、私から電話も頂けたので再訪されたとの事。
そのお気持ちがどれだけ嬉しかったか。
4人でしばし齋藤さんの思い出話で花が咲きました。
このブログもしっかり読んで下さっているとの事でした。
確かにコロナ禍でなければ、齋藤さんの訃報を聞いて、すぐにでもお墓詣りに駆け付けているはずでした。
そんな思いを汲んで、わざわざ情報を届るために信州まで足を運んで頂いたK辺さんのお気持ちには、ただただ感謝の思いでいっぱいです。
そして齋藤さんが亡くなったあとも、今回も含めてどんどん広がっていく多くの方とのご縁を、齋藤さんが遺して下さった大切な財産として、これからも大切にしていきたいと思います。
K辺さん、本当にありがとうございました。