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「美山錦」発売開始

2022.04.22

「和田龍登水(とすい)」新酒のご案内です。

「ひとごこち」「山田錦」に続きまして、来週から「美山錦」の発売を開始致します。
こちらももちろん「無濾過生原酒」です。

「和田龍登水」は、いわゆる香り系とは一線を画しています。
「和田龍登水」が目指すのは「穏やかさ」「やわらかな旨み」そして「バランス感」。
今年度はそのベクトルをさらに追及したつもりです。

4種類のお米がそれぞれ表現する上記の味わいをぜひご賞味頂ければ幸いです。

なおトリを飾る「山恵錦(さんけいにしき)」はゴールデンウイーク明けの発売予定です。

ご不明な点は遠慮なくお電話、またはトップページのバナーにあるメールにてお問い合わせください。

携帯紛失!

2022.04.16

数日前、携帯電話を無くしました。

仕事が一段落した夕方、車のスタッドレス交換でディーラーへ赴きました。
支払いを済ませた際に携帯のメールをチェックしたまでは確かに手元にあったのです。

そのまま会社へ戻ってタイヤを倉庫へしまい、事務所でもう少し仕事をして、気分転換に近所のスターバックスに入ってコーヒーを飲もうとしたところで、胸ポケットに携帯が無いことに気が付きました。

その時はそれでも「会社に忘れたのだろう」くらいの気軽な気持ちで、お店の女性に「ちょっと忘れ物を取りに行ってくるから10分だけコーヒーそのままにしておいて」と事務所へ戻ったのが午後7時過ぎ。

しかしどこを探しても携帯はありませんでした。

事務所、車の中、タイヤを片付けた倉庫・・・何度も何度も探しました。
が、ありません。

ディーラーに電話しても「ありません」。
コーヒーを片付けに行ったスタバをもう一度訪れて、スタッフの方々に見守られながら探しましたが、やはりありません。

途方に暮れていた私に妻から電話が入ります。
「今の携帯を契約した時に『ケータイお探しサービス』に入っているはずだよ」
そう言って、パソコンにURLを送ってきてくれました。

藁にもすがる気持ちでそこに書かれた番号に会社の固定電話からダイヤルすると、電話に出た女性が私の番号をチェックして、「確かに『ケータイお探しサービス』に加入されています」との事。
いや~、そんなこと、全然忘れていました。

ほっとしたのも束の間でした。
そこからが長かった。
続いて要求された四桁の「ネットワーク暗証番号」。
しかし携帯を見ないと分かりません。

思い付く四桁の番号を入力するものの、一度目は失敗。
しかし!
もしかしてと頭に浮かんだ番号をプッシュボタンで入力して「和田様、暗証番号が合いました」という声を聞いた時の嬉しさといったら・・・電話の向こうの彼女がステージ上で輝く森高千里に思えました。

が、まだまだ難関は続きます。
「次にお使いの携帯の正確な機種名をお知らせください」
「え~、Xperiaの・・・分かりません」
「・・・」
まだまだ探してもらえそうにはありません。

「分かりました。それではネットワーク暗証番号も合っていましたので、もうひとつだけお伺いします」
今度は何だ?
「お客様が今契約しているプランを次の中からお答えください。
①『パケ放題』
②『なんちゃらかんちゃらなんちゃらかんちゃら(やたら長いプラン名)』
③『なんちゃらかんちゃらなんちゃらかんちゃら(同じく長いプラン名)』
さあ、どれでしょう?」
「うーん。①の『パケ放題』!!!」
「正解です。それではこれからお客様の携帯をお探し致します」
「・・・・・・・」

兎にも角にも難関突破ということで、電話の向こうに流れる音楽を聴きながら待つこと数分。

「お客様。携帯の位置が判明しました。申し上げます。お客様の携帯は『長野県上田市中央西1丁目14番14号』の半径50メートル以内にございます」
・・・って、この会社の住所じゃん。

電話の向こうの森高千里に丁重にお礼を述べて、さあ、会社の中にあると分かれば百人力。
先ほど以上に気合を入れて隅々まで探したところ・・・ありました、ありました!

何と、事務所隣の茶の間の古時計の下に積まれた座布団の下から出てきました。
記憶が蘇りました。
ディーラーから帰ってきたあと、古時計のネジを回そうとして、携帯を座布団の束の上に置いて、それがいつの間にか一番下に落ちてしまっていたのでした。
どうりで携帯を鳴らし続けていても聞こえないはずです。

時刻は午後10時。
紛失していたら一睡も出来なかったであろう事を思うと、安堵感でしばし放心状態となったのでした。

それにしてもSNSで発信した「紛失しました。ただ今電話に出られません」と「見つかりました。ありがとうございました」の2回の投稿に対して、驚くほど多くの皆様から頂いたコメントやリアクション、本当にありがとうございました。
大いに励みになりました。

そして翌日お礼に訪れたスターバックス。
顔を見るなり「携帯電話はありましたか?」
そんな彼女の笑顔に、私も満面の笑みでお礼を述べたのでした。

新酒続報

2022.04.14

新酒の出荷準備で大わらわで、ブログが疎(おろそ)かになってしまいました。

「和田龍登水(とすい) ひとごこち」新酒の発売を開始しました。

来週は「和田龍登水 山田錦」。
そのあとも「美山錦」「山恵錦」と続きます。

今年もすべて「無濾過生原酒」です。

4種類とも、お米の違いによる味わいの違いはありますが、目指す方向性は同じです。

全体を包む穏やかさ。
やわらかな旨味。
香りと味わいのバランスが取れた酒質。

するすると喉を通り、心地良い余韻を残して口の中から消え去る、原酒のイメージを覆す、きれいで優しい味わいに仕上がっています。

そして時を経るに従って、少しずつ熟成を重ね、フルボディへと成長していきます。

ぜひ皆様にご賞味頂けたら嬉しいです。
当ホームページの「『和田龍登水』お取り扱い店」様にてお求めください。
ご不明な点はお電話か、もしくはトップページのバナーからメールを頂ければと存じます。

新酒発売のお知らせ

2022.04.02

4月の「和田龍登水」新酒発売ラッシュを前に、弊社の店頭の冷蔵庫や棚がガラガラで、お越し頂く皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。
第1弾の「ひとごこち」、いよいよ4月11日発売予定です。
そのあと引き続き「山田錦」「美山錦」「山恵錦」と順次リリースを予定しております。
今年も全量、無濾過生原酒です。
乞うご期待ください。

なお新酒の「和田龍純米しぼりたて生原酒」は、当社の在庫は完売しております。
引き続き当ホームページ内の「『和田龍登水』お取り扱い店様」にてお求めください。
お買い上げ、お召し上がり頂いた皆様に心からお礼申し上げます。
引き続き頑張ります!

「和田龍登水」をぬる燗で。

2022.03.26

「和田龍登水(とすい)」のぬる燗がめちゃくちゃ美味しいです。

えっ?
「無濾過生原酒」をお燗してしまうの?

実は少なくない飲食店さんが「和田龍登水」をぬる燗にしてご提供して下さっています。

そして私自身、その美味しさを改めて実感した機会が、ここ最近で2回ありました。

1回は江戸前のお鮨屋さんでの事。
こちらのお店は、このブログでも頻繁に登場する「小さな酒蔵応援団 革命君」の齋藤さんがご存命の時から「和田龍登水」をお取り扱い頂いております。

ペアリングを重視するこのお店では、先日お伺いした時も「『和田龍登水』はお鮨の時にお出しするようにしています」との事で、ご主人がおつまみのあとにお鮨を握り始めると、酒燗器で丁寧に温められた「ひとごこち」が供されました。

そのぬる燗の美味しかったこと!
熟成による旨味がお燗によって増幅して膨らんで、口いっぱいに広がる柔らかな味わいと、赤酢のシャリで握られた繊細なお鮨とが見事に調和して、思わず杯がぐいぐいと進みました。

もう1回は地元の有志で定期的に開かれている飲み会での事。
ビールで乾杯したあとに、皆が気を遣って「和田龍登水」を注文してくれて、「でもお燗したお酒も飲みたいなあ」。

そこで「ぜひ和田龍登水をぬる燗で飲んでほしい」と供したところ、皆が「美味い!」と大絶賛してくれて、結局6人で二合徳利が10本以上空いてしまいました。

無濾過生原酒のもうひとつの楽しみ方として、ぜひぬる燗も試してみませんか?
お勧めです。

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