記事一覧

将棋竜王戦

2007.12.14

「名人戦」と並ぶ将棋界の最高棋戦「竜王戦」、竜王・渡辺明と挑戦者・佐藤康光の戦いは、4勝2敗で23歳の渡辺明が4連覇を達成しました。
昨年に続いてのこのふたりの戦い、とにかく見ていてハラハラドキドキ、滅法面白い。
これはひとえに、対局者のふたりが「魅せる」将棋を指そうとしているからに他なりません。
このふたりのように、棋譜を通してその向こうの人間性までが垣間見える将棋指しというのはやはり魅力ですね。
ちなみに僕はそんな意味からも、加藤一二三九段、谷川浩司九段の大ファンです。
作品の向こうに造り手が見える、どの世界でも一緒ですね。

「うまい日本酒はどこにある?」

2007.12.13

ファイル 18-1.jpg

この本は僕の事務机の横に置いてあって、時間が空くと手に取る一冊です。
本の中にも掲載されている、日本酒の啓蒙に全身全霊を傾ける酒場の若旦那からプレゼントして頂きました。
文章を追い、そして彼の姿を重ね合わせるたびに、自分も頑張るぞと気合いを入れる毎回です。

ラム

2007.12.12

ファイル 17-1.jpg

東京渋谷にある、東急本店近くのクラシックバー。
ある時、一緒に行った妻が、洋酒ではラムが好きと言ったのを覚えていて下さって、2年続けて贈って下さったのが写真の2本です。
「イングリッシュ・ハーバー」と「ラマニー」。
どちらも初めて知る銘柄でした。
たぶんこだわり抜いて選んで下さったのでしょう、2本とも今までのラムの概念が覆るほど香りも味わいも深く豊かで、たちまち虜になり、連日晩酌のあとの一杯として、ストレートでゆっくりと楽しませて頂きました。
日本酒に限らず、素晴らしいお酒に出会った感動は格別です。

今日の晩酌

2007.12.11

ファイル 16-1.jpg

昨日の話に関連して。
僕自身、晩酌では勉強も兼ねて、できるだけ多くの蔵元のお酒を並べて飲むようにしています。
その都度、たくさんの感動や発見があって楽しいですね。
どれを飲んでもその蔵元だと分かる、そんなはっきりとした主張のあるお酒がひとつの目標です。
写真は、今日お得意先へ伺った際に購入してきたお酒です。
小さく見えますが4合瓶です。
あえて銘柄は隠しますが、宮城と愛知の蔵元のものです。
開栓して最初のひとくちは、いつもわくわく心躍ります。

舌の訓練

2007.12.10

よく、利き酒が上達するコツは何ですか?と聞かれることがあります。
そんな時は、お酒を2種類以上並べて比較して飲んでみて下さい、と答えています。
味覚は生まれ持っての才能、あるいは訓練で上達するもの、どちらの説もありますが、僕個人としては、舌は訓練でいくらでも鍛えられるものと思っています。
「訓練」というと堅苦しいですが、そんなに難しく考えないで下さい。
例えば居酒屋で、あるいは自宅で、晩酌の時に違うお酒を並べて飲んで、まず「違う」という事が分かる、続いてどこが違うのか考える、そしてその違いを簡単でいいから心の中で言葉に置き換えてみる、それを続けるだけで、知らず知らずのうちに味覚はレベルアップされているはずです。
お酒を飲みながら、相手と自分の評価を較べ合うのも、結構酒席が盛り上がりますよ。

ページ移動