記事一覧

お客様からのお勧め

2008.04.02

ファイル 53-1.jpgファイル 53-2.jpg

今回は、関西在住の古くからのお客様から掲載のご要望があり、「京都伏見稲荷の眼力大社」をご紹介させて頂きます。

そのお客様から送って頂いた文章です。

「京都伏見稲荷の眼力大社」

・眼の治療や手術などの願い事、恋愛、仕事、学業の願い事、物事の先が見えるで利益のある神様です。

・初牛祭(2月)、お火焚祭(11月28日)には和田龍酒造のしぼりたてのお酒が振る舞われます。

との事で、京都伏見稲荷は商売の神様として、また全国の稲荷神社の総本宮としてつとに有名です。
初詣の参拝客も関西で一、二を争うそうです。
そんな伏見稲荷大社の中に、このような神様が祀られているという事を、このお客様から伺って初めて知りました。
写真は、その「眼力大社」のお土産の書の一部です。
ちなみに私も、このお客様から「和」という書を贈って頂き、飾ってあります。
「眼力大社」には企業経営者や商売人も多く訪れるとのこと。
私も京都に行った際には、伏見稲荷の眼力大社に足を運んでみようと思っています。

舌の訓練

2008.03.26

日本酒の利き酒も含めて、お酒の味覚の個人差は天性のものと思われますか?あるいは訓練によって鍛えられるものと思いますか?
諸説あるかと思いますが、私は個人的には訓練だと思っています。

今から15年以上前、当時東京都北区滝野川にあった「国税庁醸造試験所」(現在は東広島市に移転し「酒類総合研究所」)に季節講習生としてひと冬入所しました。
その中の「官能検査」という講習の中で、利き酒の「いろは」を繰り返し教わりました。
どんな内容だったか、思い出すままに列挙してみます。

・二組ペアになった水の入ったグラスがあり、そのどちらかにほんの微量の、例えばその日のテーマによってブドウ糖やクエン酸や塩などが入っている。ひと組だけならばどちらに入っているかすぐに分かるが、それが36組並べられており、ほぼ完璧に当たるまで繰り返す。

・マッチング法。数種類のお酒が入ったグラスが2組、組み合わせを変えて並べられており、それぞれの組から同じお酒を結んで一致させる。

・アルコール度数が微妙に変えられたお酒がランダムに並んでおり、それをアルコール度数が高い順番に並べ替える。
 同じことが日本酒度、酸度などでも行なわれた。

・老(ひね)香・ツワリ香・ゴム臭など、お酒に関する「異臭」を実際に嗅いで、それがどれに当たるかを当てる。

・日本酒に限らず、ワイン・ウイスキー・ブランデー・スピリッツ・リキュールがずらりと並べられ、それぞれの味わいと個性を覚える。

以上、思い出すだけでこんな感じです。

もちろんこれは専門的な講習ですので、普通はここまでは出来ません。
ただ普段から、「意識をして味わうこと」そして「2種類以上のお酒を並べて比較すること」、これだけで随分と味覚は鍛えられると私は思っています。
ふたつのお酒を並べて飲んで、それぞれのお酒について思ったことを、頭の中で構わないので言葉で表現してみる、それが上達の早道のような気がしています。

原商店さん

2008.03.22

ファイル 51-1.jpgファイル 51-2.jpg

上田市の中心街から国道18号線を長野市方面へ向い、ちょうど隣町の坂城(さかき)町へ抜ける手前、国道沿いにあるのが元気印一杯の原商店さんです。
冷静沈着でどっしりと構えた若主人の英和さんと、いつも明るく笑顔が耐えない若女将の有紀さんは、そのおふたりのお人柄でたくさんのファンのハートをがっちりと掴んでいらっしゃいます。

商品構成でまず特筆すべきは、完全手造りで量り売り専門のお味噌。
これが一度食べたら病みつきになるおいしさ。
その証拠に、個人のお客様に留まらず、地域の多くの飲食店さんにご指名で使われ続けています。
同じく自家製の甘酒も、毎日若女将の有紀さんが手ずから造り上げる限定品、いつも午後には完売御礼の看板がお店の前に掲げられています。
そしてご夫妻が選び抜いた日本酒やワインの数々。
お話を聞いていると、それぞれの造り手と銘柄への愛情がひしと伝わってきます。

写真にもある通り、店内にはお酒を飲みながら語り合えるフリースペース「遊地処」も設けられています。
お酒という範疇を飛び越えて、フリーペーパーの発刊やイベントの開催に携わり、地域の文化発信に走り回る原さんご夫妻にぜひ会いに行ってみませんか?

アミノ酸とは?

2008.03.21

これまで、お酒の成分表示に関して「日本酒度」「酸度」の説明をして参りました。
今回は「アミノ酸度」です。

まず、清酒中のアミノ酸はどうやってできるのか。
これは主に、米の中にあるタンパク質が、麹菌が生成した酵素(酸性プロテアーゼ・酸性カルボキシペフチターゼ)によって分解されてアミノ酸となります。
ちなみに復習ですが、やはり米の中のデンプンが、麹菌による酵素(α-アミラーゼ・グルコアミラーゼ)によってブドウ糖に分解され、そのブドウ糖から酵母によってアルコールと炭酸ガスが生産される(=アルコール発酵)のは前にも書いた通りです。

ひと口にアミノ酸と言いますが、自然界には20種類ほどのアミノ酸が存在していて、中でもよく知られているのは、旨味調味料としても使われているグルタミン酸です。
アミノ酸は清酒中で、旨味・甘味・酸味・苦味などの味わいを作り上げる大切な成分です。
アミノ酸が適量入る事によって、味わいは豊かでふくらみのあるものになります。
しかしアミノ酸が多過ぎると、そのお酒は雑味のあるクドい酒質になってしまいます。
ですので、お酒を製造する過程では、日本酒度・酸度・アミノ酸度のバランスに常に気を配らなければならないのです。

「アミノ酸度」とは、そんなアミノ酸の多少を判断する滴定値です。
平均的な数値としては1.1~1.7くらいかと思いますが、もちろんそれより少ない酒も多い酒も存在します。

カザルスホール

2008.03.19

ファイル 49-1.jpgファイル 49-2.jpg

春の暖かさに包まれた日曜日の午後、東京御茶ノ水のカザルスホールへ足を運びました。
お目当ては、当HPでもリンクさせて頂いているエレクトーン奏者、神田将(ゆき)さんのソロ・リサイタルを観に行くため。

ちなみに皆さんはエレクトーンというとどんなイメージがありますか?
真っ先に思い浮かべるのは昔ながらの、例えば結婚式などでBGMを奏でるあの音色だと思います。
しかし、現代のエレクトーンはまったく別物。
聴いた瞬間、それまでのエレクトーンの概念は、驚きとともに完全に覆されること必至です。
例えばフル・オーケストラが演奏する何十もの楽器の音を、現代のエレクトーンはたった一台で、驚きの迫力と繊細な表現力とを持って奏で上げます。
演奏者はさながらオーケストラを率いる指揮者と一緒です。

神田将さんはそんなエレクトーン奏者の若手の第一人者です。
専用の楽器「STAGEA」を駆使し、クラシックに留まらずジャズ、映画音楽、ポップスなど幅広いジャンルを多彩な表現で演奏します。
この日もラベルから始まって、「椿姫」「サムソンとデリラ」「トスカ」といったオペラ、「ペールギュント組曲」「四季」「アヴェマリア」などクラシックの名曲、映画音楽から「ニューシネマパラダイス」、そしてクライマックスは「もう1本腕がないと弾けないと思った」と語りながら演奏した「モルダウ」まで、あっという間の2時間が過ぎたのでした。

神田さんは演奏活動で全国を飛び回っています。
もし機会があったらぜひ一度聴いて頂いてこの衝撃を感じて頂ければ、ファンとしてはそんな思いでいっぱいです。

ページ移動