記事一覧

オジサン、頑張ってます。

2011.09.27

ファイル 243-1.jpg

先週、出張帰りに新宿マルイワンに寄った時のこと。

この新宿マルイワン、ビルそのものがゴスロリ調はじめ若い女性に特化したファッションショップで占められていて、普通だったら私のようなオジサンは立ち寄る余地もないような場所なんですけど、ここの1階には今は亡きX-JAPANのHIDEの店「LEMONed SHOP」が入っており、娘に新作のグッズでも土産に買おうといつものように堂々と入っていったわけです。

そうしたら入口のすぐ前に、同じX-JAPANのYOSHIKIのパネルがきらびやかに飾られていてビックリ!(写真)
反射的に中を覗いてみると、話だけは聞いていたYOSHIKIブランドのアクセサリーがガラス越しに並んでいて、思わず足を踏み入れてしまいました。

早速娘に確認すると、これがファン垂涎の「YOSHIKI Jewelry」 、その期間限定のショップとのことで、正式には10月1日よりネットで販売が開始されるそうです。

ならばこれをひとつ土産にと目論みながら、若い女性の中にオジサンひとり混じってウインドウを見始めましたが、考えが甘かった!
金額が予算と一桁、高いものに至っては二桁違います。
そんな中、ショップの女性から「よろしかったらお出ししますよ」とか声を賭けられて、ただでさえそういう場面には慣れていないものですから、「いやいや」とか汗かきながら必死で一番安いものを探す自分。

結局、一番安いものでも2万円代のアクセサリーからということが分かり、まあそれよりも娘はHIDEの新作グッズのほうが喜ぶだろうとひとり勝手に納得し、隣にあるHIDEの店に身を移したのでした。

それにしてもやっぱりYOSHIKIは人気あるんだなあ・・・。

もうひとつ、音楽関連の話題。

先日、CANTAのライブに行って参りました。
て言っても、CANTAなんて皆さん知らないでしょうね。

「カンタービレ」から取ったこのCANTA、実は聖飢魔Ⅱのギタリストとドラマーがメークを落として、もうひとりベーシストを加えて結成した3人組のロックバンドなのです。

その日の会場は長野駅前の「ライブハウスJ」。

学校の教室くらいしかない小さな会場には若い女性を中心に約200名ほどの観客がオールスタンディングでぎっしり。
そんな中に混じって、40代後半のこのオジサンは、拳を振り上げ、飛び跳ね、そしてシャウトして参りました。
「みんな、盛り上がってるかーっ!」「イェー!!」てなもんです。

こういうのは1曲目で躊躇したらもうだめですね。
最初に拳を上げるタイミングを逃してしまうと、ずっとお地蔵さん状態になってしまいます。
ですから、とにかくオープニングで羞恥心を取っ払って叫んで踊ってしまうこと。
そうしたらあとは全然平気です。

「それじゃ男性だけ歌ってみようか!!」
ステージ上からあおられて、周りがすべて女性の中、歌ってまいりましたとも、大きな声を張り上げて。
「いいぞ!男性!!」「イェー!!」
もう恥ずかしさのかけらもありません。

アンコールではギター兼ボーカルのルーク篁(たかむら)が狭いフロアに降りてきてギターをかき鳴らし、場内騒然。
そしてドラムの雷電湯沢のハンパじゃないカッコよさ。

オジサンである事ことを忘れるひととき。
やっはり生のライブは素敵です!

「カンパイFES2011」目標達成

2011.09.16

「長野県にいる1万人を目標に、9月15日18時30分、同日同時刻に信州地酒でみんな一斉にカンパイしよう!」

そんなイベント「カンパイFES」が、昨年に引き続き今年も行われました。

昨年の結果は6,744人。
目標の1万人には達しませんでしたが、第1回にして長野県内でこれだけの人が同時にカンパイして下さいました。

そして今年も迎えた昨日9月15日。

この日までに参加登録して下さった飲食店・旅館・ホテルは、昨年をはるかに上回る318軒!
さらには一般登録をして下さった皆様も大勢いらっしゃいます。

さあ、いよいよ18時30分、カンパイの瞬間です。
本部が置かれた長野市善光寺前の「日和カフェ」でも、テレビの生中継が入る中で盛大にカンパイが行われ、すぐにスタッフ一同は一軒一軒のお店へ電話を入れて人数の集計に入りました。

そして午後8時、集計結果が出ました。

10,868人!!

やりました、目標達成です!
会長の顔が涙で溢れます。

この日のために、そして信州地酒のためにお力を貸して下さった皆様、本当にありがとうございました。

でもこれはあくまでも通過点です。
もっともっと信州のお酒を飲んで頂くために、カンパイFESは来年以降も走り続けます。

醸和会ホームページ
http://jyouwa.exblog.jp/

マリコビンヤード

2011.09.12

ファイル 241-1.jpg

「シャトーメルシャン・マリコビンヤード・シャルドネ2010」を飲みました。

このワインは、私の地元、上田市丸子地区の自主管理畑「マリコヴィンヤード」で獲れたシャルドネが100%使われています。
写真のラベルにもある「椀子(まりこ)」の名前は、丸子地区の古代名から取られています。
2003年から収穫が開始されたこの畑、シャルドネの他にもシラー、ソーヴィニヨンブランが栽培されていて、毎年高品質なぶどうが収穫されています。

昨夜はアサリを蒸したものと、鶏肉に小麦粉をまぶして炒めたものとを合わせたのですが、どちらもシャルドネのキレのある酸とふくよかなボディとにきれいにマッチし、そのマリアージュを堪能しました。

ちなみに今、信州産のワインが注目を浴びています。
そして上田市がある長野県の東信地方にも様々なワイナリーがオープンしています。
特に上田市の隣の東御(とうみ)市はワイン特区に認定され、玉村豊男さんの「ヴィラデストワイナリー」をはじめとして、「Rue de Vin(リュードヴァン)」「はすみふぁーむ」等々、力のあるワイナリーが次々と誕生しています。

日本酒とワインの違いはありますが、同じ信州の醸造酒が地元のみならず全国で注目されるのは大変嬉しい事ですし、また大いに励みにもなります。

ひやおろし発売開始

2011.09.08

お待たせしました!
「登水(とすい)ひやおろし」、いよいよ9月9日から発売開始です(詳細はトップページのトピックスをご覧下さい)。

ちなみに長野県では「重陽の節句」にちなんで9月9日が「ひやおろし」の一斉解禁日となっています。

今年は春先に搾った「登水」を、「ひやおろし」の分だけあえて常温で貯蔵し、ひと夏越えた今、まろやかで円熟の味わいに仕上がっています。

昨年の「ひやおろし」は発売から3週間で完売してしまい、皆様に大変ご迷惑をお掛けしましたので、今年は約倍の量をご用意しております。

これから11月にかけて秋の味覚もどんどん登場して参ります。
山の幸、海の幸と併せて、「登水ひやおろし」ぜひご賞味下さい。

「花鳥籠」

2011.08.31

ファイル 239-1.jpg

私の友人の女性がこのたび小説で賞を取り、その作品がめでたく出版されました。
第1回団鬼六賞優秀賞受賞作、深志美由紀(みゆき・みゆき)著「花鳥籠」(悦の森文庫)。
「団鬼六」の名前でお分かりの通り、これは官能小説に与えられる賞です。
この作品も、普通の主婦がネットを通じて知り合った男性と破滅的な恋愛に溺れていくさまを、匂い立つような濃密な筆致でぐいぐい描き込んでいます。

ちなみに団鬼六、SM小説家としてのみ認知されてる方も多いかと思いますが、そんな方は一度、氏の晩年の傑作「真剣師小池重明」(幻冬社アウトロー文庫)をお読みください。
実在した賭け将棋の真剣師小池重明の破天荒な生涯を描いたこの作品は、団鬼六の描く世界の凄さと小説の深みとを存分に感じて頂ける事と思います。

そんな団鬼六を冠した賞の第1号を彼女が受賞したことを知った時は驚きと感動とでいっぱいでした。
「花鳥籠」、ご一読頂ければ嬉しいです(買いづらいという方はネットでどうぞ)。

ページ移動