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「YOMOYAMA NAGANO 福岡」

2023.08.23

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写真上:ボランティアのKさんと開場を前に。
写真下:長野県酒造組合 宮坂会長の発声で、みんなで「カンパイ!」


「YOMOYAMA NAGANO 福岡」に出展して参りました。

ひとこと、楽しかったです!

初開催の福岡の地で、どのようなお客様がお見えになるのか、そしてお客様は「長野の酒」に何を求めていらっしゃるのか、興味と不安とでいっぱいでしたが、いざ蓋を開けてみると、ご来場頂いたお客様が「長野の酒」に真剣に向き合って下さっている姿を目の当たりにして、胸が熱くなりました。

そして九州全域はもとより、関西・中国地方からのお客様も多くご来場頂いた事にも心打たれて、自然と会話にも熱が入る自分がいました。

今回、当社のブースに付いて下さったボランティアは、写真のKさん。

「ただの日本酒好きです」とおっしゃっていましたが、何の何の!
ブースにお越し下さった酒販店さんとはことごとく顔馴染みで、しかもかなりディープな日本酒をお求めになっている事も、酒販店さんとの会話から垣間見えました。
Kさんご本人は謙遜されていましたが、筋金入りの日本酒通とお見受けしました。

しかもKさんのさり気ないアドバイスのおかげで、酒販店の皆さんとは一歩も二歩も踏み込んだ会話が出来て、どれだけありがたかったか。

Kさんとお知り合いの酒販店さんのおひとりと深く語り合っていたら、その方がKさんに向かって「いい酒蔵に付いたね!」とおっしゃって頂いたひとことには大感激でした。

今回もおひとりおひとりにお酒を注いでお話ししているうちに、あっという間に5時間が経過。
いつものように、長野県酒造組合の宮坂会長(「真澄」蔵元 宮坂醸造(株)社長)による場内一斉カンパイで、賑やかさに満たされていたイベントも無事に幕を閉じました。

ブースにお越し頂いた皆様。
そしてボランティアのKさん。
とても素敵で有意義なひとときを本当にありがとうございました。

夜は博多在住の後輩の案内で、九州の日本酒と味覚とを堪能したことは言うまでもありません。

時刻表の醍醐味

2023.08.13

本日はお盆休み直前という事で、日曜日ですがイレギュラーに営業中です。
おかげさまで多くのお客様にご来店頂き、皆さんとお話ししながら私もたくさんの元気を頂いております。
夕方、少し時間が空いたところで今日のブログを打っています。

さて、8月21日(月)には「YOMOYAMA NAGANO」第3弾が福岡の地で開催されます。
今回は長野県内の約40蔵が出展予定です。

会場はオリエンタルホテル福岡 博多ステーションにて、開催時間は13:00~18:00 (13:00~15:00は酒販店様限定)です。
入場料は3,000円で、イープラスで前売りしています。
福岡近郊の皆様、これを機にぜひ信州のお酒を味わいにお越しください。

ところでその福岡。
私の往復の移動手段が鉄道と答えると、多くの蔵元に驚かれます。

そうですよね。
普通は松本か羽田か名古屋から飛行機です。

が、しかし、そこはそれ。
私は小さい頃から筋金入りの「時刻表マニア」なのです。
福岡までの長距離移動と思った瞬間、鉄道の旅に心が躍り、すぐに時刻表をめくり始める自分がいました。
ルートは、上田→<北陸新幹線>→長野→<特急「しなの」>→名古屋→<東海道・山陽新幹線>→博多、この往復です。

実はこのルートでふたつの割引が使えます。
覚えておいて損はありません。

① 「新幹線と在来線特急の乗継割引」

新幹線と在来線特急とを乗り継ぐ場合、在来線特急の特急券が半額になる。
ただし事前購入が必須。
また、東京・上野・大宮など適用されない駅もあるので注意。

これにより、私の場合、長野―名古屋の特急「しなの」の特急料金が

2,950円→1,470円(往復で3,540円)

の割引となりました。

② 「往復割引乗車券」

片道601キロを越える区間を往復すると、「ゆき」「かえり」の乗車券の運賃がそれぞれ1割引となる。

私の場合、上田―福岡の往復なので、

片道1097.3キロ=13,420円。
片道1割引で往復は1,320円×2=2,640円

の割引となりました。

そして①と②の割引を足すと、何と6,180円の割引です。
車内での飲食費がしっかりと賄えます。
これが時刻表マニアの醍醐味です。

ちなみにそれぞれの新幹線・特急の座席についても、時間を掛けて念入りに決めた事は言うまでもありません。

今回はマニアックになってしまってすみません。

お盆休みのご案内

2023.08.09

猛暑にも関わらず、たくさんの皆様のご来店、誠にありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。

今年の8月のお盆休みのお知らせです。
下記の通りとなっています。

11日(金) 休業 山の日
12日(土) 営業
13日(日) 営業
14日(月) 休業
15日(火) 休業
16日(水)  休業

17日(木)以降は通常通り営業致します(9:00~17:00 日曜・祝日休)。

皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何とぞよろしくお願い申し上げます。

「神田 木花」リニューアルオープン

2023.08.05

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上:お店の外観(左上の私の指はご容赦ください)
中:カウンターからの眺め(奥が調理長の月山さん)
下:月山さんのお椀。私の大好物(ひと口啜っただけで月山さんのお椀と分かります)


13年前にオープンしたその日から大のお気に入りの和食処、東京は「神田 木花」。

このたび数か月に渡る大工事を経てリニューアルオープンした「神田 木花」に、お祝いの意味も込めて、夕方の新幹線に飛び乗り、日帰りでお伺いして来ました。

お店の前に立つと、まず外観が大きく変わっています。
より洗練され、より凛とした雰囲気の漂う入口から一歩中に足を踏み入れるとオープンキッチンが目の前に広がり、きれいに整頓された調理場で、調理長の月山さんはじめ何人もの料理人が黙々と手を動かし続けています。

私はカウンターの一番隅に腰を落ち着け、口開けの生ビールを頼んでいるところに、社長兼女将の若松さんが登場されました。

挨拶もそこそこに、カウンター以外は全個室となった店内を若松さんに隈なく案内して頂きます。
いやあ、どの部屋も素敵で、ただただ見惚れるばかり。
どの部屋で食事がしたいか考えている自分がいました。

18時を過ぎたあたりからご予約のお客様が次々と来店され、カウンターも含めて、お店はあっという間に一席残らず満席になってしまいました。
圧巻の光景です。

若松さんはじめスタッフの皆さんもフル稼働。
私は邪魔しないよう、「今日のおすすめ」の中からお刺身の盛り合わせと天ぷらをアラカルトで数品頼み、店内の賑わいを肴にゆっくりと杯を重ねました。

そうこうしているうちにあっという間に3時間が経ち、私は締めの「かけそば」を啜りながら、ようやく少し余裕が出始めたスタッフの皆さんと会話を交わします。
久々に見る皆さんの笑顔がこれまたご馳走です。

最後は改めて女将の若松さんに「おめでとうございます」を伝え、帰りの新幹線に乗るべく、まだまだ賑わいが続くお店をあとにしました。

「神田 木花」。
お酒やお料理はもちろんのこと、心のこもったサービス、良質な空間で、素敵なひとときを過ごせること請け合いの和食処です。
ちなみにランチも絶品で、いつもお客様が列を作っています。

https://www.kono-hana.com/

YOMOYAMA NAGANO 名古屋

2023.07.30

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コロナ禍が明け、従来の「長野の酒メッセ」から名前も形態も大幅に変えて再開された「YOMOYAMA NAGANO」。

長野県の酒蔵が一同に会するこのイベントが、5月の東京に続いて、先日名古屋の地にて初開催されました。

私自身は名古屋はまだまだご縁が浅いと思う事もあり、自分のブースだけヒマ過ぎたらどうしようかと、正直なところ一抹の不安を抱えながらの参加でした。

が、いざ蓋を開けてまず驚いたのが、「和田龍」や「和田龍登水」を知った上でブースを訪れて下さったお客様の多さでした。

日頃からお取り引きを頂いている酒販店さんや飲食店さんはもちろんのこと、おたくの酒を飲んでいるよ、あるいは飲んだ事があるよという一般のお客様も大勢お越し頂いて、そのたびに嬉しさに包まれながらお酒を注がして頂きました。

また、思いも寄らぬ愛知県の蔵元と初めての邂逅があり、わざわざご挨拶に来て下さった蔵元のそのお気持ちに、感激で胸がいっぱいになりました。

もうひとつ、今回の「YOMOYAMA NAGANO」で欠かせないのが「ボランティア」制度です。

蔵元をサポートする「ボランティア」の皆さんを一般公募し、当日は各蔵のブースに付いて接客のサポートして頂くという試みです。
今回の名古屋では何と80名ものご応募を頂いたとのこと。
しかも地元愛知県のみならず、長野・東京・京都・・・全国各地からわざわざ大勢の日本酒ファンの皆さんが駆け付けて下さいました。
中には日頃からお世話になっている方々の顔も見受けられて、何だか嬉しさ全開です。

そして当社のブースに「ボランティア」として付いて下さったのは、写真にあるように、男性Tさんと女性Iさん。

このおふたりが本当に素敵でした。

まずTさん。

お酒に限らず多ジャンルの博識を活かされてお客様に対峙され、私も大いに学ばせて頂きました。
後半は、出品酒「和田龍登水」4種類を、最も効果的に提供する順番を独自に見出され、その利き酒と理論の的確さに私も思わず唸る事しきりでした。

方やIさん。

わざわざ東京からこのイベントのために駆け付けて下さったとの事で、私の身も引き締まります。
そんなIさん、事前に伝えたお酒の情報を的確に咀嚼し、お客様おひとりおひとりに真摯に説明をして頂き、笑顔とともに見事なコミュニケーションを取って下さいました。

前半は写真の通り私が真ん中に陣取っていたのですが、後半はTさん・Iさんおふたりに真ん中に立ってもらって接客のメインを担って頂き、私は横で更に説明や紹介が必要なお客様との会話に専念する事が出来ました。

夕方5時から終了までの1時間は、ボランティアの皆さんも一般のお客様に交じって会場内を利き酒して回れるルールだったのですが、Tさん・Iさんとも、じきに当社のブースに戻ってきて下さって、引き続き接客のお手伝いをして頂けた事にも感激しました。
このおふたりとは、これからもこのご縁をずっと大切にさせて頂ければと願って止みません。

初開催の「YOMOYAMA NAGANO 名古屋」。
私にとって、想像以上に実りある、とても素敵な1日でした。

さて、次回は8月21日(月)、こちらも初開催の福岡です。
お近くの皆様、ぜひ足をお運びください。

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