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新刊発売

2013.09.06

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このブログにもたびたび登場する、私の友人で女流官能小説家の深志美由紀(みゆき・みゆき)。
このたび新刊が発売されました。
タイトルは「ゆっくり破って」。

普通のOL生活を送っていた主人公が、ひとりの部下の男性との出会いをきっかけに強烈な性の荒波に飲み込まれていき、最後は息を飲むようなどんでん返しの結末が待っているという、官能の中にもきっちりと人間が描かれているミステリー仕立ての作品です。

それにしても深志美由紀、巧くなったなあ。
初めて会った時は普通のキュートな女の子だったのに、ある日いきなり「『団鬼六賞優秀賞』を受賞しました」とその時初めて小説を書いている事を知らされて、それからは「悦」や「小説すばる」といった季刊誌や「日刊スポーツ」の連載や電子書籍といった場で次々に作品を発表して、一気に才能を開花させていきました。
最近はCSの「女の秘密 妄想ノススメ」でレギュラー出演までしているし、何だか私まで鼻が高いよ。

先日も団鬼六賞優秀賞受賞作「花鳥籠」の朗読会、その名も「悦宴」が東京と大阪以外では松本でだけ開催されるという事で、お声掛け頂いたのをきっかけに行って参りました。
朗読するのは深志美由紀じゃなくてやまおきあやさんという女優さんなんですけど、初めて観る朗読劇の、彼女の身体を張った熱演に思わず心が打ち震えてしまいました。
その直後の、深志美由紀とやまおきあやさんのエロさ炸裂の対談にも感動しましたけど(笑)。

さて、その深志美由紀、今度は受賞作「花鳥籠」が何と映画化されるそうです。
もう撮影は終わっていて年内には公開されるとか。
新人から中堅へと進化し続ける彼女、私もその活躍を追い掛けていきたいと思っています。

という訳で、皆さん、書店で新作「ゆっくり破って」を見つけたら手に取ってみてください。
そしてよかったら買ってね。

ハッピーバースデー

2013.08.31

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日頃から大変お世話になっている千葉県在住のご夫妻。
ご主人がお誕生日という事で、嬉しい事に都内のレストランでのディナーにお誘いを頂きました。

悩んだ末に考え付いたバースデープレゼントが写真のひと品です。
「和田龍大吟醸」のビンに、オーダーメイドで文字とデザインを彫ってもらいました。

手掛けたのは、妻と私の親友で上田市在住のアート工芸家、曽根久子さん。
サンドブラストという手法で、ガラス・金属・石・木材といった素材に彫刻を施すのです。

彼女のアドバイスをもとに、あーでもない、こーでもないと妻と一緒に頭を捻らせ、その原案を元に曽根さんが創り上げてくれたのがこの作品です。

そして昨夜。
シャンパンで乾杯したところで、このプレゼントをお渡ししました。
ご主人が喜んで頂けているのを見て、何はともあれホッとひと息。

その後は時間の経つのも忘れて、最後はお店のシェフやサービスの皆さんも加わっての楽しい会話に花が咲き、あっという間の晩餐のひとときが過ぎていきました。

ちなみにこの日飲んだワインは、シェフのセレクトで

・ピュリニー・モンラッシェ・レ・カイユレ2000 モンティーユ
・サヴィニ・レ・ボーヌ1982 ルロワ

ちょっと気張っちゃいました。

「ひやおろし」発売開始

2013.08.27

日本酒の秋の風物詩とも言える「ひやおろし」。
弊社も「和田龍登水(とすい)ひやおろし」を9月9日から発売致します。

春に搾った純米酒を、搾った直後に一度だけ「火入れ」をし(通常は2度「火入れ」をします)、そのままひと夏越して貯蔵して、秋の訪れとともに出荷されるお酒が「ひやおろし」です。
まろやかに旨みの乗った熟成味こそが「ひやおろし」の真骨頂です。

ちなみに貯蔵方法ですが、弊社の「和田龍登水ひやおろし」は、あえて冷蔵ではなく常温で貯蔵しました。
もとは同じお酒でも、冷蔵貯蔵による「生酒」と、上槽後1度「火入れ」をした「生詰酒」との違いを際立たせたかったからです。

ただ、常温貯蔵とはいっても過熟となってしまっては意味がありません。
ですので搾ってから今日まで、貯蔵期間中は折に触れ味を確かめ、過熟とならないよう気を遣って参りました。

おかげ様で今日の時点では、柔らかさの中にも熟成の始まりを感じる、軽やかな旨みの乗った秋酒に仕上がったと思っています。
よろしければぜひ召し上がってみて下さい。

なお現時点で弊社の在庫は酒販店様のご予約でほぼ完売となっております。
当HPの「和田龍登水」販売店でお買い求め頂くか、あるいは弊社まで販売店をお問い合わせ下さい。

最近のニュースから

2013.08.21

映画「風立ちぬ」で、日本禁煙学会が喫煙シーンが多すぎると抗議の声明を出しました。

私もこの映画は観ましたが、確かに喫煙シーンは多いし、どのシーンも煙草を美味しそうに吸ってはいるけれど、そこまで重箱の隅をつつかなくてもというのが率直な感想でした。

が、実は私には偉そうなことは言えない前科があります。

今から20年ほど前、当時数年間禁煙をしていたにもかかわらず、有楽町マリオンで「アンタッチャブル」を観た直後のこと。
ケビン・コスナーのあまりのカッコよさに痺れるあまり、映画館を出た数分後には目の前の西銀座デパートで煙草とライターを購入。
「成り切りケビン・コスナー」の気分で、数年間の禁煙期間をものともせず、銀座の街で一服ふかしておりました。

ちなみに今は煙草は止めております。
ただしシガーは吸います。

続いて、某出版社が読者プレゼントを水増ししていた事が発覚しました。

この出版社が発刊していた「少年チャンピオン」は「がきデカ」「魔太郎が来る」「ドカベン」など愛読している作品が多かったので、そんな大手出版社がなんでこんなセコい真似を?と、まあちょっと首を捻ってしまいました。

それはさておき、読者プレゼントといえば忘れられない景品があります。

小学生の頃の、とある「少年サンデー」。
表紙は当時人気絶頂だった桜田淳子がプラムを食べている写真のアップでした。

そしてその時の読者アンケートの1等賞が、何と1名様に、その時桜田淳子が食べたプラムの種をプレゼント!

今思えばすごい景品ですよね。

ちなみに当たった人はその種をどうしたのでしょう?
そして今回の景品偽装から考えれば、当選した人に贈られた種は本当に桜田淳子が食べたものだったのでしょうか?

上田駅の駅そば

2013.08.14

忙しくて昼食を取る暇もない時、重宝するのは「立ち食いそば」。

昨日も午後3時頃、ちょうど上田駅前を通り掛ったので軽トラを駐車エリアに突っ込み、駅構内の立ち食いそばに直行しました。

ちなみにこのそば屋さんは正確には「立ち食い」ではなく、ガラスの壁で仕切られた店内のカウンターにはちゃんと椅子が設置されていて、座って食べられるとっても小奇麗なお店です。

そして、さすが信州の駅そばです。
長野新幹線の開通とともにオープンしたこのお店は品質にもこだわり、そば粉比率の多い生そばを使い、ちゃんと茹でるところから始めるので、出てくるのにも時間が掛かるのです。
開店当初はそれを知らないお客さんが、「まだ?」とか言いながらイライラしているのをよく見かけたものでした。

しばらくすると、自動券売機に「当店は茹でるところから始めますので3~4分ほどお時間を頂きます」という表示が登場し、さらには「お急ぎの方におすすめです」とという説明とともに、いわゆる通常の立ち食いそばと同じ、小麦粉比率の多い、既に茹で上がったものをお湯で湯がくだけのそばが登場しました。
よっぽどイラつくお客様が多かったのでしょう。

現在は前者のそばを「特上そば」、後者のそばを「駅そば」と称して販売しています。

私は立ち食いそばは断然「掻き揚げ」派なのですが、昨日は時間も遅かった事もあり「特上鴨そば」(490円)を注文。
瞬く間に間食し、いつものおばちゃんの気持ち良いあいさつを背にお店をあとにしたのでした。

この駅そば屋の名前は「そば処・ちくま」。
立ち食いそば(座れるけど)としてはとてもおいしいと思います。

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