記事一覧

「俺たちの朝」

2013.10.02

先日出張で上京した折、所要で横須賀まで足を延ばしました。

帰り道、立ち寄ろうかどうしようか悩んだ末に後ろ髪を引かれる思いで断念したのが江ノ島電鉄の極楽寺駅でした。
同世代の方はお分かり頂けれるでしょうが、この駅周辺は私が中学生の時に熱中したテレビドラマ「俺たちの朝」の舞台となった場所です。

オッス(勝野洋)、チューちゃん(小倉一郎)、カーコ(長谷直美)の3人が偶然始める事になった共同生活。
そこに繰り広げられる友情、恋愛、挫折・・・。
トランザムの甘く切ないBGMがこれまた素敵で、毎回私は大粒の涙を流したのでした。

そして長谷直美、決して美人ではなかったけど(すみません!)見る人を魅了して止まないあの笑顔や涙がたまらなく素敵で、私は中学生にして初めてファンレターなるものを出したのもこの時でした。
今思えば来るはずのない返信を首を長くして待っていたりして、若かったよなあ。
最終回で、役者への夢が破れたチューちゃんが、大雨の中でカーコを抱きすくめキスするシーンがどれだけ羨ましかったか(笑)。

そんな訳で、私にとっては今でも勝野洋はオッスであり、テーマ曲を歌っていた松崎しげるは「愛のメモリー」ではなく「俺たちの朝」なのです。

中学生の時に心ときめかせたあの極楽寺という場所を、30年以上経った今訪れたら一体どんな感動が待ち受けているのか、そんな好奇心にちょっぴり駆られた日曜の午後でした。

長野市の酒場にて

2013.09.25

ファイル 369-1.jpg

写真:レストランバー「リビアーモ」のカウンターにて


長野市「べじた坊」。
日本酒と野菜料理をメインとした人気の居酒屋さんです。
先日所要で長野市へ行った折、開店直後の口開けの客で立ち寄りました。

清々しい店内に一歩足を踏み入れると、馴染みのスタッフ、若林さんと石垣さんが暖かく出迎えてくれます。
カウンターのお決まりの席に腰を下ろし、まずはおふたりと日本酒談義。
これが素敵な前菜です。

せっかくだから何種類も飲みたいと思い、小さなお猪口グラスでお任せでお願いすると、出てくる出てくる、日本酒好きにはたまらない垂涎の1本が次から次へとテーブルに並びます。
それを調理担当の若林さんの手ずからのお料理で舌鼓を打つ至福のひとときといったら。

ちなみにこのお店のお料理はひと皿の量がものすごく、味・値段とともにコストパフォーマンス抜群です。
おひとりのお客様は頼み過ぎないように気を付けて下さいね。
この日も、あとからカウンターに座った常連さんからお料理のお裾分けを頂きました。

散々飲んで、さてそろそろお暇(いとま)しようと腰を上げたところ、石垣さんから「これもあるんですが」と、これまた極めて入手困難な東北のお酒がすっとカウンターに出てくる。
ここがこのお店の凄さです。
目を輝かせながら「下さい」というと、締めの一杯という事もあり、少し大きめのグラスになみなみと注いで下さり、またまた日本酒談義に花が咲く、その繰り返し。
身も心も満足してお店をあとにしました。

さて、どうしよう。
上田行きの電車にはまだ少し時間があります。
そう思った瞬間、私の足は長野駅前のレストランバー「リビアーモ」へ向かっておりました。

座り慣れたカウンターの片隅に落ち着き、今日はまずシガーを希望。
シガーを保管するヒュミドールの中から大好きなコヒィーバを選びました。
ちなみにこの日はコヒィーバの「1番」。

これに合うお酒をとオーナーソムリエの坂田氏にお願いして出てきたのはマデラワイン、この一杯とともにくゆらすシガーが堪りません。
そして続いての一杯は、坂田氏大絶賛のスミレリキュール。
オン・ザ・ロックで注いでもらい、口中にフワリと広がる繊細なスミレの香りと味わいに大感激し、すかさずおかわりを所望しました。

そして1時間後、夜も更け、電車に間に合うべくいつものように長野駅まで全力疾走する自分がおりました。

良い酒場は心の疲れを癒すオアシスです。

ハマりました。

2013.09.19

ファイル 368-1.jpgファイル 368-2.jpgファイル 368-3.jpgファイル 368-4.jpg

一番上の写真と一緒に「私は今どこにいるでしょう?」と妻の携帯に送ったら、悩んでいました。
「羽田空港・・・にしては周りが山だし・・・。一体どこ?」

答えは鬼怒川温泉にある東武ワールドスクエアです。
ご存知の通り、世界中の有名な建造物や遺跡のミニチュアが100点以上展示されているアミューズメントパークです。

実は私、ここは初めての訪問だったのですが、すっかりハマッてしまいました。

一番最初に登場する「日本ゾーン」の東京駅(2枚目の写真)と羽田空港だけで、乗り物好きの私はもうメロメロ。
その後も次々と登場する数々のミニチュアのあまりの精巧さに感動するやら舌を巻くやらで、1日いても飽きない思いでした。

まだ未見の方にご紹介したい展示物は数々あるのですが、その中であえて1点選びました。
3枚目の写真、「アジアゾーン」に展示されている中国の故宮です。
何をしているところだと思いますか?

これ、映画「ラストエンペラー」の撮影シーンなんです。
この映画の大ファンである身としては震えるような感動です。
よ~く目を凝らして見ると、4枚目の写真にあるように、無数のミニチュアの中に幼少の溥儀がちゃんといるんですよね。

正直、ミニチュアのテーマパークなんてと舐めていた私の思いは、いい意味で完全に裏切られました。
ここは素晴らしいアミューズメントです。
ところどころにいる隠れキャラを探すのも一興です。

今年の弊社の社員旅行のひとコマでした。

カンパイFES 2013

2013.09.14

ファイル 367-1.jpgファイル 367-2.jpg

写真上:午後6時30分、本部の置かれた「青春食堂ふくろう亭」でのカンパイの瞬間
写真下:本部のすぐ外で開催された、岩村田商店街主催の「佐久の地酒で乾杯しよう」の様子


昨夜、今年で4年目を迎える「カンパイFES 2013」(「信州醸熱和酒の会(醸和会)」主催)が開催されました。

「午後6時30分の時報とともに長野県内一斉に信州の地酒でカンパイしよう」、そんな至ってシンプルなこのイベントに、今年も県内約300軒の飲食店がご登録頂きました。

そして今年、集計本部が置かれたのは昨年抽選で選ばれた佐久市岩村田の「青春食堂ふくろう亭」さん。

この日特筆すべきは、商店街活性化の成功事例で全国的にも有名な、地元の岩村田商店街が全面協力して頂いた事です。
会場のすぐ外の道路で、佐久地方の全蔵のお酒を500円(東北復興支援に充当)で飲み放題という内容です。
あとで商店街の理事長さんにお伺いしたら、何と2時間で800人!のお客様がいらっしゃったとか。
素晴らしいのひと言です。

さて、集計本部の「青春食堂ふくろう亭」もそれに負けじと、テレビ信州の生放送も入る中、午後6時30分、秒読みとともに店内一斉に大カンパイ!
その後は夜が更けるのも忘れて、お客様と、主催者である蔵元や酒販店が入り混じって宴は続いたのでした。

さて、肝心の集計結果ですが、4,464人!
(ちなみに今年からはより正確な数字を出すために飲食店に特化し、あえて一般の方のご登録はカウントしていません。)
長野県内でこれだけの皆様が信州地酒で一斉にカンパイして下さいました。
主催者の一員として心より御礼申し上げます。

そして来年の集計会場も厳正な抽選で決定致しました。
上田市菅平高原「四季の宿 まさき」です。
来年も今年を上回る更なる熱気の中で開催されることを今から楽しみにしています。

当日の様子は下記のブログからもご覧頂けます。

信州醸熱和酒の会HP http://jyouwa.exblog.jp/

それと、私のこのブログをきっかけに折に触れわざわざ佐久からご来店頂くTさん、まさか昨夜あのようにバッタリとお目に掛かれるとは思いませんでした。
またご主人ともどもぜひ足をお運び下さい。

完売のお知らせ

2013.09.09

「和田龍登水(とすい)ひやおろし」に関しまして、弊社の在庫は1.8L、720mlとも完売致しました。
入手ご希望の方は、弊社ホームページの「和田龍登水ブランド」をクリックして頂いたページに掲載されている「お取り扱い酒販店」様にてお求め下さい。
ご不明な点がございましたら弊社までお問い合わせ下さい。

ページ移動