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THE LAST ROCKSTARS

2023.01.28

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写真は公式ホームページより


ついにデビューしました。

THE LAST ROCKSTARS (ザ・ラスト・ロックスターズ)。

メンバーが凄い。

YOSHIKI (X JAPAN)

HYDE (L'ARC~EN~CIEL/VAMPS)

SUGIZO (LUNA SEA/X JAPAN)

MIYAVI

そう、この豪華絢爛たるメンバーが集まって、新しいバンドを結成しちゃったんですよ。

きっかけは、怪我やX JAPANの活動休止でドラムを叩く機会がないYOSHIKIに対し、HYDEが「一緒にロックしましょう」と声を掛けたのだとか。

そして昨日、WOWOWで有明アリーナのライブを生中継したので、満を持して観ました!

カッコよかった。
シビれました。

ちなみにこのライブ以前に、ファンに公開されていた新曲はたった3曲。

一体どんなセトリになるのだろう?という不安をよそに、ライブではさらなる新曲あり、メンバーのソロコーナーあり(コルセット無しでドラムを叩きまくるYOSHIKIに心打たれました)、これまでのX-JAPANやHYDEやMIYABIの持ち歌ありで、一気呵成にファンの心を鷲づかみにした2時間30分でした。

嬉しかったのは、とにかくメンバー4人が、眩しいほど仲睦まじかったこと。

特に、昨今のX JAPANやL'ARC~EN~CIELの状況を知っている身としては、YOSHIKIやHYDEが子供のように絡み合う姿に、嬉しさで涙を禁じ得なくなってしまうのでした。

目が釘付けになったのは、YOSHIKIも「すごいね!」とツッコんでいましたが、SUGIZOのボンデージ風のパンツ(笑)。
年末の「紅白歌合戦」でも着ていましたね。

それとMIYAVI。
これまであまり観たことありませんでしたが、MIYABIのギタープレイ、超絶カッコよかった。
彼が弾いているシーンがアップになると目が釘付けになりました。
(余談ですが数年前、ハリウッド映画「キングコング:髑髏島の巨神」の冒頭に出演していて、映画館で「えっ、MIYAVI?」って驚いたのが懐かしいです)

YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVI。
この4人が合体して、パワフルで美しさに満ち満ちた、未知のサウンドを奏でる新たなバンドが創出された事が、テレビ越しに観ていてもしっかりと伝わってきました。

もう一度言います。

THE LAST ROCKSTARS。

カッコよかった!
シビれました!

ツアーはこのあと、東京ガーデンシアター2DAYSを経て、ニューヨーク、ロスアンゼルスへと続きます。

あ~、私もライブ、観に行きたいっ!

対話集の魅力

2022.12.31

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大晦日に、ひとり事務所で仕事をしながら、ちょっとひと息ついて打っています。

対談集が好きです。

好きな作家やアーティストが対談している本を見つけると、つい買ってしまいます。

原点は高校時代に何気なく買った中上健次と村上龍の対談集「ジャズと爆弾」でした。

当時「枯木灘」を発表したばかりの中上健次。
方や「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を受賞したばかりの村上龍。

このふたりから発せられる、知的好奇心に満ち満ちた文学論に魅せられて、授業を受けているふりをしては、何度も何度もぼろぼろになるまで読み返しました。

ふたりの対談から出てくる数多の作家、セリーヌ、ジャン・ジュネ、マルキ・ド・サド・・・これらの作家を私も追い掛けました。

村上龍が小説のクライマックスに書いた、明け方にほんの一瞬顔を見せる「限りなく透明に近いブルー」な空の美しさを見るために徹夜をしたりもしました。

こんな話題を出したのは、昨夜久々に一冊の対談集を書架から引っ張り出したから。

「柄谷公人 中上健次 全対話」。

文字通り、評論家の柄谷公人(からたに・こうじん)と中上健次の、1978年・1979年・1989年・1991年の4回、延べ30年に渡るふたりの対談が掲載されている対話集です。

酒のお供に久々にページをめくった本書ですが、止まらなくなってしまいました。

ふたりの文学論・作家論・ひいては人生論が、あまりに強烈な熱と、そして毒とを持って、すべてのページから発せられています。

そしてふたりが考える「文学とは何か」というテーマを、時代を風靡した作家や作品を次々と俎上に載せながら、一切飾らない言葉で語り尽くしています。

そうそう。
中上健次は柄谷公人から勧められてエリック・ホッファーやフォークナーを読み大きな影響を受けた事を知って、私も「積ん読」覚悟でこのふたりの著書を買ったなあ、なんて事も思い出しました。

新酒「搾りたて生原酒」を飲みながら読み始めた本書ですが、いつの間にか酒肴そっちのけで釘付けになり、盃を傾けつつ、ページをむさぼり読む自分がいた、年末の夜のひとときでした。

将棋界の大事件2

2022.12.24

将棋界でまた珍事が起きました。

舞台は、1年間の棋士のランキングと基本給が決まる極めて重要な「順位戦」。
その上から2番目のクラス「B級1組」で事件は起きました。

近藤誠也七段 vs 千田翔太七段。
どちらも若手の実力者です。

順位戦は事前に先手・後手が決まっています。
が対局開始と同時に、何と後手番の千田七段が先に着手してしまったのです。
この瞬間、千田七段の反則負けが決まりました。

リアルタイムで実況をしていた順位戦の公式サイトの説明は以下の通りです。


▲近藤誠-△千田戦の状況を説明します。
対局は定刻通りに10時に開始されました。近藤誠七段が気息を整えていたところ、対局開始から数十秒ほどで千田七段が着手したようです。近藤誠七段はびっくりして声が出ず、記録係から千田七段に指摘がありました。「え!」と千田七段。自分が先手だとずっと勘違いしていたようです。
対局立会人の土佐浩司八段が対局規定を確認し、両対局者に千田七段の反則負けを告げます。千田七段は返事をしてから駒を片付けたあと、近藤誠七段に「先手だと勘違いしておりました。本当に申し訳ありませんでした」と何度も頭を下げていました。両対局者はなかなか席を立てず、呆然としていたのがうかがえます。
(「名人戦棋譜速報公式サイト」 12月22日分より)


千田七段としては、悔しさと同時に、大切な対局で棋譜を汚してしまった申し訳なさと後悔とでいっぱいだったのではないでしょうか。

先日の佐藤天彦九段の一件といい、将棋界で驚くべき事件が続いています。

将棋界の大事件

2022.11.19

プロの将棋界で前代未聞の出来事が勃発しました。

トップ棋士10名が最高位「名人」の挑戦権を賭けて争う「A級順位戦」において、マスクを30分ほど外していた佐藤天彦九段が、対戦相手の永瀬拓矢王座の指摘を受けて、何と反則負けとなりました。
将棋連盟が定めた「マスク着用の規定違反」との理由です。

佐藤九段は翌日早速、日本将棋連盟に対して、反則負けの取り消しと再対局を要望した「不服申し立て」を起こしました。

私も対局のライブをYouTubeで観ましたが、異様な光景でした。

深夜0時頃、突然、常務理事の鈴木大介九段が対局場に入ってきて対局を止めさせ、両対局者と3人で別室に移り、しばらくして先に戻ってきた佐藤九段がそそくさと自分の持ち物を片付けて対局室を去りました。
しばらくして永瀬王座も戻り、すぐに対局室をあとにしました。
対局終了後、勝者が丁寧に片付けるはずの駒は、無造作に差し掛けられた局面のままでした。

今回、これだけの騒動になった伏線はいくつもあります。

・「マスク不着用を反則負けとする」という決まりは、コロナ禍において故意にマスクをしない棋士が複数現れたために出来た、時限的な規定であるが、佐藤九段の主張は「対極に没頭するあまり、無意識に外してしまった結果であり、決して故意ではなかった」というものであること。

・にもかかわらず、佐藤九段が一度の注意・警告を受けることもなく、いきなり一発レッドとなってしまったのは極めて不本意であること(囲碁界では、まずは「注意する」というイエローカードが存在します)。

・対戦相手の永瀬王座は、佐藤九段に直接注意するのではなく、席を何度も外してはバックヤードで「反則負け」を訴えていたこと(YouTubeの動画でもそれは窺がえます)。

・当日、対局が行われていた東京将棋会館には、いわゆるレフェリー役である「立会人」の棋士が不在であり、連盟トップの2人が連絡を受けて急遽結論を下した、いわゆる場当たり的な感が否めない判定であったこと。

・この対局「A級順位戦」が、棋士の地位や年俸を大きく左右する、極めて重要な1局であったこと。

・対局におけるマスクの着脱の如何(いかん)が、我々が考える以上に、棋士の思考力に大きな影響を与えること。

等々です。

弁護士らの専門家は、決定はまず覆らないだろうとの意見が大勢です。

また、裏に回って告げ口のような行為をした永瀬王座への批判も少なからずあります。
言うならこそこそせずに、佐藤九段本人に直接言えという訳です。

個人的な考えを言えば、まず私は永瀬王座に非はないと思います。
仮にどんなに仲がよくても、対局中に相手に直接注意をするという行為は、基本的にあり得ません。
そして永瀬王座は、終盤の最も大切な局面で、相手がマスクを外すという優位性を保っていることに、かなり苦しんだのではないでしょうか。
それが結果的に、会館内の第三者に直訴するという手段に出てしまったことを、私は非難できません。

では連盟の対応はどうだったのか。
ここが一番の問題です。

常務理事の鈴木九段は、別室での佐藤九段の「まずは注意喚起があるべきでは?」という訴えを「その必要はない」と却下したそうです。
確かに規則ですからその通りです。

それでも私は、まずは注意喚起はあるべきだったという立場です。
初めての、あまりにイレギュラーな出来事だったからこそ、そこは慎重に、両対局者が納得の行く形を取って(佐藤九段に謝罪をさせて)、対局を再開すべきだったと思っています。

鈴木九段の立場もよく理解できます。
突如湧き上がった案件を即断即決しなければならなかった、その焦りはいかほどであったか、想像に難くありません。

ちなみに日本将棋連盟は、今後の対策として、すべての対局日に「立会人」を付けることを決定しました。

そんな中で佐藤九段は、直後の対局で羽生九段を破るなど、表向きは今回の影響を感じさせない活躍を続けているのが救いです。

間もなく、佐藤九段の「不服申し立て」に対する連盟の回答が出ますが、遺恨の出ない結論となることを願っています。

映画を語ろう。

2022.10.28

何回目いや何十回目になるか分からない「羊たちの沈黙」「ハンニバル」を読了しました。
いやあ、いつ読んでも、何度読んでも面白い。

これでまたブルーレイで映画の「羊たちの沈黙」「ハンニバル」を観返すことになるのでしょう。

「羊たちの沈黙」シリーズと「ゴッドファーザー」シリーズは、いつもこれの繰り返しです。
小説を読めば映画が観たくなり、映画を観ると小説が読みたくなります。

「羊たちの沈黙」の作者トマス・ハリスの作品に「ブラックサンデー」があります。

私が中学生の時に映画化され、大々的に宣伝もされて公開を待ちわびていたのですが、上映中止を求める脅迫状が届いたため、公開は取り止めになりました。
主役のロバート・ショーと大型の飛行船が大きく載ったポスターが印象的で、ぜひ観たいと思っていただけに、上映中止はそれはそれは残念でした。

それから30年後、まさかの「ブラックサンデー」のDVDの発売が決定し、すぐさま購入したのは言うまでもありません。

ちなみに「ブラックサンデー」の上映が予定されていた、今は無き日比谷の「有楽座」も思い出深い映画館です。

東宝洋画系劇場のフラッグシップでもあった有楽座ですぐに思い出すのは、全席指定席で公開された「地獄の黙示録」(ラストが違う特別版)です。
S席2500円、A席2000円で、お金が無い当時中学生の私はもちろん2階後方のA席でしたが、作品のその迫力たるや凄まじく、あの難解なラストシーンは全く理解できなかったにも関わらずこの映画の虜になり、その後「特別完全版」も含めて、何回観たか数えきれません。

そうそう。
大学時代、たまたま有楽座の前を通りかかったら、大好きな「未知との遭遇」がリバイバル上映されていました。
迷うことなく飛び込んで、大スクリーンで観てこそ意味がある壮大なラスト30分に大満足して映画館を出たところ、映画館の前が何か喧騒に満ちています。
聞いたら、何とシルベスター・スタローンが映画のプロモーションでつい先ほどまでここにいて、今しがた引き上げたとの事でした。
その時のショックといったら。
ナマのスタローン、見たかった!
でも、有楽座で「未知との遭遇」が観られたからいいもん、と自分を慰める私がいました。

実際にナマで見たことがあるのは、「スタートレック」でスポックを演じたレナード・ニモイ。
新宿の紀伊国屋書店を訪れたところ、「スタートレック カーンの逆襲」のプロモで来日していて、この時も大興奮。
普段は負け続けているジャンケンをこの日は勝ち抜けて、レナード・ニモイと対面しながら本にサインをしてもらったのでした。

「スタートレック」のレナード・ニモイはもちろんですが、私は「刑事コロンボ」の「溶ける糸」で、犯人の医者役で出演したレナード・ニモイも大好きです。
「スター・トレック」と「刑事コロンボ」といえば、カーク艦長役のウイリアム・シャトナーも2回、犯人役で登場して大いに感動したものでした。
ちなみに「刑事コロンボ」は、ブルーレイのコンプリート版を持っています。

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