このブログにもたびたび登場する、私の友人で女流官能小説家の深志美由紀(みゆき・みゆき)。
このたび新刊が発売されました。
タイトルは「ゆっくり破って」。
普通のOL生活を送っていた主人公が、ひとりの部下の男性との出会いをきっかけに強烈な性の荒波に飲み込まれていき、最後は息を飲むようなどんでん返しの結末が待っているという、官能の中にもきっちりと人間が描かれているミステリー仕立ての作品です。
それにしても深志美由紀、巧くなったなあ。
初めて会った時は普通のキュートな女の子だったのに、ある日いきなり「『団鬼六賞優秀賞』を受賞しました」とその時初めて小説を書いている事を知らされて、それからは「悦」や「小説すばる」といった季刊誌や「日刊スポーツ」の連載や電子書籍といった場で次々に作品を発表して、一気に才能を開花させていきました。
最近はCSの「女の秘密 妄想ノススメ」でレギュラー出演までしているし、何だか私まで鼻が高いよ。
先日も団鬼六賞優秀賞受賞作「花鳥籠」の朗読会、その名も「悦宴」が東京と大阪以外では松本でだけ開催されるという事で、お声掛け頂いたのをきっかけに行って参りました。
朗読するのは深志美由紀じゃなくてやまおきあやさんという女優さんなんですけど、初めて観る朗読劇の、彼女の身体を張った熱演に思わず心が打ち震えてしまいました。
その直後の、深志美由紀とやまおきあやさんのエロさ炸裂の対談にも感動しましたけど(笑)。
さて、その深志美由紀、今度は受賞作「花鳥籠」が何と映画化されるそうです。
もう撮影は終わっていて年内には公開されるとか。
新人から中堅へと進化し続ける彼女、私もその活躍を追い掛けていきたいと思っています。
という訳で、皆さん、書店で新作「ゆっくり破って」を見つけたら手に取ってみてください。
そしてよかったら買ってね。