今週の水曜日。
この日に届くはずの大量の資材が届きません。
しかも急ぎの荷物です。
夕方痺れを切らして、東京の業者の担当K君に電話。
驚くK君が「調べます」といって折り返し来た返答は「担当者が積み忘れた」との初歩的なミス。
ひたすら謝るK君に「至急手配し直すように」と告げて、翌日発送・翌々日着で出荷しますとの連絡が来たのは1時間後でした。
そして到着日の午前中、K君から「午後1時前後に着くとの事です」とわざわざ連絡があり、その通りの時間に荷物が届いて、当社としては作業工程がずれ込むという迷惑は被(こうむ)りましたが、まあ一件落着です。
驚いたのはその直後。
何と東京からK君がお詫びに来たのです。
いや、もちろんK君がちょうどこの時期に営業で長野県に来ている事は、事前の会話で分かっていました。
でもトラブルの責任を感じて、広い長野県を回る中で、わざわざ荷物の到着の時間に合わせて、手土産持参で謝罪のために顔を出してくれたK君の気持ちが嬉しかった。
「申し訳ありせんでした」と頭を下げる彼の顔を見て、もやもやした気持ちも全て吹っ飛びました。
謝罪のあったその後は和やかに商談。
トラブルがあった時こその誠意のあり方をK君から見せてもらい、清清しさと共に彼を見送ったのでした。