東京は銀座界隈へ行った際に私が寄る蕎麦屋が、ここ。
内幸町の「柚庵(ゆうあん)」です。
場所は日比谷公園内にある日比谷公会堂のすぐ隣、富国生命ビルの地下2階です。
何を隠そう、以前このお店は、私の住む上田市にあったのですが、そこの女将さんが意を決して東京へ出店したのが今から約15年前、以来多くのファンを獲得していつ伺っても賑わっています。
僕がいつも注文するのは、そのボリュームに感動するかき揚げのせいろ、またはしっかり味の乗った鴨せいろ、そこにお代わりせいろをもう一枚追加、といったところです。
夜はもちろん酒肴も充実していて、季節のおばんさいから蕎麦屋ならではの定番まで、ついついお酒が進みます。
お店の暖簾をくぐると、笑顔の女将さんがお出迎えしてくれるはずです。
記事一覧
柚庵
「酒乃うちやま」さん
上田市の隣に位置する東御(とうみ)市。
そのほぼ中心街、しなの鉄道田中駅から車で5分程、長野県にネットワークを張るスーパー「マツヤ」内にあるのが「酒乃うちやま」さんです。
実はご主人の内山さんと出会ったのは昨年の秋。
初めてお目にかかって、内山さんのお酒に対する思いや情熱を伺っているうちに、この方ともっともっとお知り合いになりたいと思ったのでした。
スーパー内の店舗でありながら、日本酒の素晴らしさを伝えるために外への営業にも積極的に足を運ばれ、飛び込みも辞さず、地元や上田の業務店を中心に着々とファンを増やされています。
実は昨夜も共通の友人を加えて3人で痛飲、日本酒を巡る数多の話で花が咲いたのでした。
内山さん、これからもどんどんお酒の魅力をお客様に発信していって下さい。
「丸本酒店」さん
上田市から車で約1時間、長野市の隣に位置する須坂市、その駅前通りに「丸本酒店」さんはあります。
店主の水本さんは、以前このブログに登場した「酒の春日」さんともども、私がこの業界に入った時からの師匠格の存在です。
師匠といっても私より数歳だけ年上の兄貴分なのですが、その豊富な知識と柔和なお人柄、そして日本酒・ワインなど水本さんならではの独自の商品構成で、県内に留まらず数多くのファンを獲得されていらっしゃいます。
上の写真は、水本さんがお店に入られた直後ですから今から15年以上前でしょうか、何とご自身で設計・製作されたワインセラー。
2枚目の写真は、つい最近完成した、店内に飾ってあるエッフェル塔の模型、実はこれ全部マッチ棒でできています。
このように、店内はお酒のみならず、お人柄が反映された心躍る水本さんワールドが全開です。
「むかしや」さん
上田駅から徒歩5分、大通りからちょっと脇道に入ったところに、居酒屋「むかしや」さんはあります。
ご覧の通り、店内は「むかし」のものだらけ。
看板、映画のポスター、レコードのジャケット、地図、メンコ、旧貨幣・・・ノスタルジックなグッズで溢れていて、それだけで一見の価値あり。
飾ってあるビールの看板を見て、訪れたメーカーの方がウン十万円で売って欲しいと思わず身を乗り出したという逸話もあります。
そしてヒゲのご主人が丹精込めて作る料理、これがまた旨くて安くてボリューム満点。
仲間と行くと、豚キムチ、熱々のコロッケ、馬刺し、煮込み、鳥わさ、今の時期ならカキフライ、例えばこんなメニューをずらりと並べて、いつの間にか気持ちよく酔いどれております。
そうそう、ここの名物「むかし焼き」、どんな料理かは行ってのお楽しみ。
「天ざる」
東京は練馬、西武池袋線桜台駅で下車、南口から徒歩30秒で「増田屋」さんに着きます。
地元に密着した、活気溢れるお蕎麦屋さんです。
午前11時過ぎに伺ったところ、店内は女性のお客様を中心に既にかなりの入り。
その後も次から次へとお客様が引っ切り無しで、11時半過ぎにはほぼ満席になってしまいました。
実はこの「増田屋」さん、僕の学生時代からの先輩が切り盛りしているお店です。
この日はわがままを言って、「天ざる」の海老天を1本、追加で頂きました。
上がったばかりの天ぷらと、少し白味がかった喉ごしのいいお蕎麦、うん、おいしい!
このあと仕事がなければ間違いなく飲んでいるところです・・・。