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「そば処 木鶏」

2017.04.07

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とある日曜日、仕事が一段落したところでふと思い立ち、妻を乗せて車を松本市の隣の山形村へ走らせました。

目指す先は「そば処 木鶏(もっけい)」。

お店とご主人の塙(はなわ)さんとの出会いは以下の過去ログの通り。

http://www.wadaryu.com/blog/archives/493.html

今回はその時以来の訪問です。

店内に入った瞬間の凛(りん)とした空気は変わりません。
その向こうで、塙さんが熱心に蕎麦に向かっています。

目が合った瞬間、すぐに分かって下さった時の嬉しさといったら。
心躍らせながらカウンターに陣取ります。

このお店のウリはもちろん蕎麦と、もうひとつが「ギタロウシャモ」。
そのどちらも味わおうと、大もり蕎麦とミニ木鶏丼(親子丼)の両方を欲張って注文。
塙さんの仕事を見ながら出来上がりを待ちます。

やがて届いた十割蕎麦と親子丼。

まずはお勧めに従い、十割蕎麦に塩を振ってひとくち。
お蕎麦の繊細な甘みと旨みとが口の中いっぱいに広がって、思わず「旨い!」

続いて食べた木鶏丼の、プリプリの弾力と噛みしめた時の肉の味わい、そして卵とタレの美味しさに、こちらも「旨い!」

おそばに付いた山葵やそばつゆやそば湯まで堪能し尽くして、器はあっという間に空っぽになりました。
まだまだ食べられるぞ、と思っている横から、妻は追加でデザートを注文。

塙さんや、隣に座ったお客様との楽しい会話もご馳走に加わって、素敵な午餐のひとときは過ぎていくのでした。

ひとつだけ残念だったのは・・・車でなければ目の前の冷蔵庫にズラリと並んだ日本酒が飲みたかった!

「そば処木鶏」。
松本山雅のホームグラウンド「アルウィン」から車で数分の、魂のこもったお蕎麦の名店です。

http://ichigoichienococoro.com/

新店オープン!

2016.11.26

今日はニューフェイスの地酒専門店をご紹介します。

千葉県市川市「日本酒専門酒屋 刻和(ときまさ)」。
日本酒を熱烈に愛する若き店主、岩田和士さんが満を持してのオープンです。

店主のSNSから抜粋です。


【刻和 -TOKIMASA-】

「目まぐるしく時を刻むこの現代社会において、
日本酒を通じて、多くの方々の和みの存在となれるように願いを込めて」

刻和(ときまさ)の、和(まさ)という読み方は、
自身の名前である、和士(まさし)から取りました。

屋号にしては読みづらい、との意見も当初はありましたが、某はこれに賭けてみたいと考え、この名を冠しました。


岩田さんとは、彼の修行時代からともに悩みともに語り合った、10年来のお付き合いです。
彼が店を持ちたいという熱意、そして今日に至るまでの努力を折に触れ目の当たりにしてきました。

なので数ヶ月前、彼からオープンの知らせを受けた時、その嬉しさはいかほどばかりだったことか。
彼の日本酒に賭ける思いがひとりでも多くのお客様に伝わることを願っています。

http://www.geocities.jp/sakayatokimasa2016/

上田城、桜満開

2016.04.09

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弊社から歩いて数分、上田城跡公園の桜が満開です。

折しもNHK大河ドラマ「真田丸」は今まさに上田合戦の真っ只中。

相乗効果で、上田城には過去最高の観光のお客様が訪れています。
まるで原宿なみ、いや決して大袈裟でなく。

公園内にある「真田丸 大河ドラマ館」も長蛇の列で大入り。
オープン3ヶ月で、前作「花燃ゆ」のドラマ館の1年間の観客数を抜いてしまったそうです。

さて、その大河ドラマ「真田丸」。
実は私は大河ドラマを見るのは初めてなのですが、これが滅法おもしろい!

最近感動したのは、上田城のセットから窓外がたびたび写るシーンで、遠くの山並みがCGにより今我々が見ることができる山並みそのものであったこと。

さあ、今まさに勢いに乗る上田市に、皆さんもぜひお越しください。

そして新着情報。
「和田龍登水」ですが「山田錦」「美山錦」「ひとごこち」の順番で着々とリリース準備中です。
今しばらくお待ちください。

お勧め2店

2015.12.30

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写真上:カフェ「ムジカヴェルデ」
写真下:「Confiture mimi Gerateria」


素敵なお店を2店ご紹介します。

まずは昨年春に移転した上田市民会館「サントミューゼ」内に、この12月にオープンしたカフェ「ムジカヴェルデ」。

日頃から親しくさせて頂いているOさんが開店に携わっている事を知って駆けつけました。

写真の通り、開放感のある素敵なオープンスペース。
そして笑顔のOさんが出迎えてくれました。

大好きなカウンターに座ると、目の前の千曲川の堤防の景色が何とも魅力的です。
そこに運ばれてきた、コーヒーのスペシャリストOさんが入れてくれた一杯がこれまた美味。

落ち着いた魅惑的な空間とともに、このカウンターでコーヒーを飲みながら本を読むひとときが癖になりそうな予感です。

もう1店は、上田市の隣の坂城町、その坂城駅前のジェラート店「Confiture mimi Gelateira(コンフィチュール・ミミ・ジェラーテリア)」。

つい最近知り合いになった女性Yさんが経営されているということで、仕事の帰りに飛び込みで訪問しました。

驚きながらも歓待して下さるYさんに勧められて、数ある中から試食した「プラチナミルク」。
そのなめらかで繊細な味わいに思わず歓声を漏らしてしまいました。

さらに追加で迷いながら購入した「カラメラート(キャラメル)」「いちごミルク」。
素材を活かした上品な味わいと甘みとに、妻と舌鼓です。

どちらも知り合いのお店という事で初訪問しましたが、そのこと抜きでお勧めの2店です。

THE BAR Straight

2015.01.17

DMが届くたび、どうしても足を運びたくなるお店があります。

京都市祇園「THE BAR Straight」。

このお店を知ったのは30代、青年会議所(以下「JC」)メンバーとして燃えていた頃でした。

毎年1月下旬、京都市で全国のJCメンバーが会する「京都会議」が開催され、私も40歳でJCを卒業するまで参加していました。
会議のあとは定番の京都の夜。
仲間と共に散々飲み食いしたあと、もう少し京都の余韻を楽しみたくて、ごく親しい友人と深夜にフラリと入ったのが祇園の小路にあるこのお店でした。

落ち着いた店内、バラエティに富んだお酒のラインナップ、そしてバーテンダー山根さんの醸し出す雰囲気にいっぺんで虜になってしまった私たちは、毎年「京都会議」の締めの1軒として訪れ、そんな1年に一度しか顔を出さない私たちを山根さんは必ず覚えていて歓待して下さったものでした。

しかし40歳でJCを卒業してからは京都に行く機会がなくなり、このお店からも足が遠のきました。
そして次にこのお店を訪問したのは6年後でした。

長野県酒造組合の研修で滋賀県大津市に泊まった際、夜の懇親会のあとに私はひとりこのお店に行くために京都へ向かいました。

久々の「THE BAR Straight」。
思い切ってドアを開けた私と6年ぶりに目が合った山根さんが発した最初のひとこと、それは「あ、和田さん。いらっしゃいませ」でした。
覚えていて下さった・・・、何という感激。
打ち震える思いでした。

それから今日まで、残念ながらお店には行く事が出来ていません。
しかし途中で一度、DMに必ずひとこと書き添えて下さる山根さんのお気持ちに応えたくて、連絡を取ったことがあります。

今年は春以降に仕事で関西に行く機会がありそうです。
その時は「THE BAR Straight」への再訪を叶えられればと思っています。

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