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謹賀新年

2012.01.05

あけましておめでとうございます。
今年もお客様おひとりおひとりにご満足頂けるよう、全力で頑張っていきたいと思います。

さて私の年末年始はというと、暮も正月もほとんど関係なく、いつものように飲んだくれておりました。
基本的に晩酌は他の蔵元のお酒です。
勉強になる、というとカッコいいのですが、要は飲み比べるのが楽しいのです。
得意先の酒販店で目に付いたお酒を片っ端から買ってきたり、あるいは私のそんな飲み方を知っていて大切な1本を贈って下さったりと、それらを食卓に並べて飲むのが定番です。

そんな中で感じるのは、やはり酸の大切さです。
私は個人的には酸がしっかりとしているお酒が好きです。
それはたぶん自分自身が力強くボリューム感のおる酒質を求めているからでしょう。
力強いお酒にはある程度の酸がないとキレがなくなり、重さだけが残って飲み飽きしてしまいます。
逆にシャープな酸が加わることによって、お酒のふくらみとのバランスが取れて、キレよく、そして軽快ですいすいと飲める味わいになるのです。

他の蔵元のお酒を飲んでいると、そんなバランスが絶妙な1本に出会って唸ってしまう事がしばしばです。
そしてそんなお酒は飲み飽きしないものですから、気が付くとあっという間に4合瓶が1本空いてしまう毎回です。

昨夜も、私が日頃からお世話になっている東京の酒場の若旦那が年末に送って下さった海苔を肴に、口中いっぱに広がる磯の香りを楽しみながら、目の前の1本をくいくいと飲み干しておりました。
ちなみにその1本は「田酒 熟米吟醸 百四拾」です。

新酒発売

2011.12.24

クリスマスイブですが張り切って仕事をしています。

さて、26日(月)より発売を開始する「和田龍 純米しぼりたて生原酒」、納得の出来栄えとなりました。

新酒ならではのフレッシュ感、純米酒の柔らかなボリューム、そこに軽快でスッキリした飲みやすさが加わって、三位一体の味わいが存分にお楽しみ頂けます。
例えば鍋料理なんかには最高に合いますよ。

冬のみの数量限定品です。
ぜひご賞味下さい。

和田龍 純米しぼりたて生原酒

・精米歩合:70%
・アルコール分:19度
・日本酒度:+5
・酸度:2.0
・価格:1.8L 2,520円(税込)
    720ml 1.260円(税込)

「しぼりたて生原酒」発売開始

2011.12.20

お待たせしました。
本年度の「和田龍 純米無濾過しぼりたて生原酒」、いよいよ12月26日(月)から発売を開始致します。
たくさんのご予約・お問い合わせをありがとうございます。

和田龍 純米無濾過しぼりたて生原酒
1.8L 2,520円/720ml 1,260円(税込み)

天寶一

2011.12.03

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日頃から酒造りへの溢れんばかりの熱い思いや教えを頂いている広島県の蔵元、株式会社天寶一(てんぽういち)の村上社長から出来立ての新酒が届きました。

「天寶一 八反錦純米生原酒 おりがらみ生酒」
村上さん、今年の第1号の搾りです。

「こちらは今年も渾身の酒が出来たけぇ、和田も頑張れ!」
そんなメッセージがこの1本に込められているのをひしと感じます。

早速その夜開封してじっくりと味わいました。
力強く、甘と酸のバランスがしっかり取れた、村上さん入魂の素晴らしいお酒です。

村上さん、また春になったらお目にかかりましょう!

日本酒の可能性

2011.11.19

毎日全国のいろいろな日本酒を飲んでいると、新しい傾向のお酒が席巻している事に気が付かされます。

そのひとつが低精米酒。
要するに、原料となるお米をわざと削らないお酒の事です。

「普通酒」と呼ばれるレギュラークラスのお酒は、おおむね精米歩合70~65%(=玄米を70~65%の大きさに削ること)のお米を使用しています。
そして精米歩合60%以下のお酒は「吟醸酒」、精米歩合50%以下のお酒は「大吟醸酒」を名乗っていい事になっています。

ちなみに我々が日頃食べている飯米は、大体精米歩合92%くらいです。

参考までに、なぜお米を削ったほうがいいかというと、玄米の表層部にあるタンパク質や脂質・灰分といった物質が、お酒の健全な生育、そして味わいや香りを損なわせてしまうからです。

さてそんな中、最近とみに見かけるようになったのが件の低精米酒です。
中でも、具体的には「精米歩合80%」をドーンと前面に押し出したお酒が目を引きます。

先日東京へ出張した際にも、お世話になっている日本酒専門の酒場で低精米をウリにしたお酒を何本も飲んだのですが、そのレベルの高さにびっくり。
思わず「旨いっ!」と叫んでしまいました。

もうひとつ、最近目にするのは酸度の極めて高いお酒です。
私自身、「酸」は日本酒の味わいを決定付ける最も大切な要素と思っており、現に弊社はそれなりに酸のしっかりしたお酒を出していますが、それでも酸度3.0前後というお酒を目にするとまずは驚きます。
それでいて、飲んでみるときちんと美味しいんですよね。

昨日も秋田県のとある蔵の、特殊な造りによって「酸」の際立ったお酒を口にして、ああ、こういうのもアリなんだと、日本酒の持つ可能性の無限さに思いを新たにした次第です。

世界に冠たる日本酒ワールド、これからもっともっと面白くなりますよ。

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