無性に牡蠣が食べたくなって、いつも牡蠣がふんだんに揃っている、馴染みのお店に駆け込みました。
他の品書きには目もくれず、まずは牡蠣のメニューを開くと、おおっ、今日も日本全国各地から真牡蠣が5種類、岩牡蠣が3種類入っています。
何はともあれ真牡蠣を5種類全部頼んで、飲むのはもちろん日本酒。
ちなみに、このお店に行くとお酒のチョイスは若き店主に委ねます。
豊富な種類から確実な1本を選んでくれるので安心してお任せできるのです。
さて、早速大皿に盛られて真牡蠣が5つドーンと出てきました。
ひとつひとつゆっくりと、まずは何も付けずに、次は軽くレモンを搾って、次はもみじおろしを使ってと、多種多様な味わい方を楽しみます。
それにしても、牡蠣って産地によって味が全然違うんですね!
そんな感動と驚きとともに牡蠣を噛みしめると、まさに海の滋養が口の中いっぱいに広がって、そこに流し込むこの時期ならではの新酒のおいしさといったら。
至福のひとときです。
5種類の真牡蠣をペロリと平らげると、次はこれからが旬の岩牡蠣が登場です(写真)。
見てお分かりの通り、まだまだ岩牡蠣としては小ぶりですが、味わいはとろりと濃厚です。
結局メニューにある8種類の牡蠣すべてを腹の中に収め、大満腹、大満足。
ほろ酔いになったところでお店を後にして、これで帰ればいいものを、あまりの心地良さに食後酒を求めてバーへ1軒寄り道です。