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椀子(マリコ)・ヴィンヤード

2013.06.06

先週、「週刊モーニング」連載の「神の雫」を開いて驚愕!
日本に誇れるワインのひとつとして「椀子(マリコ)・ヴィンヤード オムニス」が載っているではありませんか。

「椀子・ヴィンヤード」はメルシャンが日本で最高品質のワインを造り上げようと、約10年ほど前から上田市丸子地区において自社管理畑でブドウの栽培を始めて製造しているワインです。
その当時から我が街上田ではこの話題が大きく取り上げられました。

ちなみに名前の「椀子(マリコ)」は、丸子地区が「椀子皇子」の領地であった事から名付けられました。

今回「神の雫」で取り上げられた「オムニス」は、その「椀子・ヴィンヤード」の中でも最高峰の1本。
ページを開いて、1面アップで登場している「オムニス」を見つけた瞬間、感激でしばし息を呑む思いでページを見つめ続けておりました。

上田市だけでなく隣接する東御市や青木村は、ワインに情熱を燃やす若手生産者の台頭で、今や日本を代表するワインの一大産地となりつつあります。
さあ、日本酒も負けてはいられません!

二日酔い

2013.05.25

この4月に某ビール会社の長野支社長として赴任してきたのは、何と高校時代の弓道部の1年後輩。
着任と同時に弊社のホームページのメール画面から連絡をしてきてくれました。

そんな彼とすぐに昼食を共にし、今度はぜひ一杯飲もうという約束が実現したのが昨夜でした。

メンバーは彼の同期すなわち私の後輩も含めて4人。
いつもなら生ビールを一杯飲んだあとはすぐに日本酒に移行する私も、今日は彼に敬意を表して2杯目も続けて生ビールです。

そして2軒目のお店でもビールをあおり続けた私。
楽しい時間を満喫し、気持ちよく帰途に着きました。

ところが今朝4時頃、ふと目が覚めると猛烈な胸焼けと吐き気。
久々の二日酔い・・・やっちまいました。

こういう日に限って早朝から配達があり、朦朧とした頭と体で荷物を積み込むのですが、段ボール箱がお腹を少し圧迫するだけでもこみ上げてくる気持ち悪さ。
二日酔いなんていつ以来でしょう?

伊集院静が二日酔い対策として、無理をしてでも何か食べて(エッセイを読んでいるとタンメンの場合が多し)胃腸を刺激して、そのまま全部吐くという過激な方法を紹介していますが、何一つ口に入れる気にさえなれない今の自分には考えただけで眩暈すらします。

そんな中にありながら、今晩は午後5時45分という早い時間から懇親会。
午後になって胸焼けも収まってきた今となっては、また今日も勧められるままに飲んじゃうんだろうなあ。

ちなみに長男は高校の保健体育の授業でアルコール耐性を調べるパッチテストを行い、その際に先生から「二日酔いに効く飲み物は何だ?和田、答えてみろ」と聞かれて、「向かい酒」と答えたそうです。
「よくぞ答えた」と誉めました。

長野の酒メッセ in 東京

2013.05.16

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昨日、「長野の酒メッセ in 東京2013」がグランドプリンスホテル高輪において開催されました。

このイベントは、私にとっては新規のお客様を開拓する事はもちろんですが、それ以上に、普段はなかなかお目に掛かれない、いつもお世話になっている関東在住の酒販店・飲食店・そして一般の皆様と直接会って、日頃からの感謝の思いを伝える事が大きな目的でもあります。

おかげ様で午後1時から午後8時まで、旧知のお客様そして新規のお客様が途切れることなく弊社のブースにもお越しになり、私も声が枯れるのも忘れて楽しい会話に花を咲かせました。

イベントが終了して初めて、足が棒のようになって動かないことに気が付いたのですが、それほど夢中で皆様との出会いを楽しんだ7時間でした。

総入場者数は現時点ではまだ分かりませんが、用意したお猪口がすべて終わってしまうほどの大賑わいぶり。

ご来場頂いた皆様、そして弊社のブースをご訪問頂いた皆様、本当にありがとうございました。
これからも頑張ろうというたくさんのパワーを頂いた、価値ある1日でした。

感涙の看板

2013.04.23

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弊社の事務所の入口に、写真のような素晴らしい看板が取り付けられました。

書をしたためて下さったのは、大相撲の行事、木村要之助さん。
そしてこの看板を贈って下さったのは、上田市の隣の東御市で割烹居酒屋を営む「とんちゃん家」の若旦那の太田洋士さん、20年来のお付き合いになる大親友です。

もともと太田さんご一家は東関部屋後援会の重鎮でもあり、当時太田さんの結婚披露宴では、主賓に東関親方(高見山)や横綱曙関が列席していて度肝を抜かれたものです。

そして、情に厚く人との縁を大切にされる太田さんが、日頃のお礼にと(お礼を言うのはむしろ私なのですが)先日突然持ってきて下さったのが、東関部屋に所属する木村要之助さん直筆のこの看板だったのです。
将来は立行司・木村庄之助も嘱望される希望の星です。

贈って頂いた看板は早速飾らせて頂きました。
事務所の雰囲気が一気に引き締まった感じです。

ちなみに「とんちゃん家」さんは、一品料理からコース料理に至るまで太田さんや板さんの目が光り、極めて秀逸な酒肴を提供する、掛け値なしに素晴らしいお店です。
そして締めに食べるバッテラのおいしい事と言ったら。

太田さん、本当にありがとうございました。
これからも大切に扱わせて頂きます。

安らぎの1軒

2013.04.20

昨夜は上田駅前のホテルでフォーマルな懇親会がありました。
いつもこのようなパーティの席では会話に夢中になるあまりほとんど食事を口にしない私、案の定今回もビールと日本酒にちょっと口を付けただけで、料理は一切食べずじまいでした。

いざ会場をあとにすると急に空腹を覚え、寿司でもつまんでいこうと、いつも行く馴染みの海鮮処(24/9/24の当ブログにも登場)の暖簾をくぐりました。
しかし中に入った瞬間、店内はいつもの事ながら宴会場から小上がりまで超の付くほど満席状態。

カウンターに1席見つけてはみたものの、ここで私が座るとただでさえ忙しいお店やご主人にご迷惑を掛けること必死なので、「今日は失礼しますね」と辞退を申し出ました。

しかしそこは律儀で筋を通すご主人、「私は今手が離せないけど奥の板場は少し手が空くから(料理は出せるよ)」というお言葉に根負けしてカウンターに腰を落ち着けました。

でもやっぱりご主人やスタッフのあまりの忙しさを見ていると、料理を注文できる雰囲気ではありません。
宴会のお客様の巻物を次から次へと必死に作るご主人を見ながら、しばらくの間サラダ(ここの手作りドレッシングはピカ一です)をつまみながらエビスビールで喉を潤していました。

ビールを熱燗に変える頃、さて次はどうしようかな?
奥の板場は少し手が空くといっていたから焼き魚でも注文しようかな?と思っていた矢先、ようやく手が空いたご主人が開口一番「さあ、和田さん、寿司を握ろうか。1人前よりちょっと軽めの7~8貫でいいよね?」。

ちなみに私は寿司が食べたいとはひとことも言っていません。
ご主人は料理を作りながらも、私の注文の塩梅や食事をしているペースに目を光らせて寿司を食べたがっている事を察してくれ、しかも突き出しやサラダを食べ切っているお皿を見て「軽めに」と提案してくれたのです。
ご主人の目配りとホスピタリティの素晴らしさに改めて感動です。
でもこういう事がこのお店では日常茶飯事なのですね。

いつの間にか仲良くなったテーブルの隣人と会話を弾ませながら口にしたお寿司とお吸い物のおいしさといったら。
入った時はご迷惑を掛けないようにすぐに帰ろうと思っていたにも関わらず、お店を出たのはそれから3時間後のことでした。

我が家の子供たちもこのお店が大好きで、時々家族で行っては子供たちにたらふく食べさせ、先に帰宅させたあとは夫婦で差しつ差されつのんびりと飲んでいる毎回です。

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