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今宵の酒

2014.11.08

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夜の晩酌は自宅でも外でも基本的に他の蔵元のお酒を飲みます。
楽しいから。

写真は数日前、とある日本酒専門居酒屋のカウンターにて私が飲んだお酒です。

下の2本は、お店の店主Tさんが「(弊社も使用している)美山錦を飲み較べてみて」と選んでくれました。

ちなみにこの時頼んだ肴は
・真牡蠣3個(産地別)
・湯豆腐 野菜あんかけ風
・牛すじ煮込み

至福のひとときです。

「うまい日本酒はどこにある?」

2014.10.24

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会社の事務所の片隅に置いて、折に触れ引っ張り出してはページを開く1冊があります。

「うまい日本酒はどこにある?」増田晶文著(草思社)

著者が蔵元・酒販店・居酒屋などの現場を取材して、「本物」の日本酒とそこに携わる人々を丁寧に描き出したノンフィクションです。
傑作です。

私はこの本を、「うまい酒を飲ませる処」の章に登場する日本酒専門居酒屋の若主人に頂きました。
彼の姿が等身大でいきいきと書かれていて心打たれたものです。

出版は2004年。
あれから10年。
本はぼろぼろになっています。
しかし何度読んでも、ここに書かれた内容はいまだに色褪せることはありません。
本をめくるたびに、同じ感動と、そして前向きな姿勢とをもらいます。

同じ草思社から文庫にもなっています。
お勧めです。

長野の酒メツセ2014

2014.10.18

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毎秋恒例の「長野の酒メッセ」が今年もホテルメトロポリタン長野で開催されました。

この日は長野県下より68蔵が参加。
そして20回目を迎える今年は、20歳の方は無料という特典付きです。

午後2時オープン。

ありがたい事に、弊社のブースもすぐにたくさんのお客様でいっぱいになります。
いつも胸が熱くなる瞬間です。

ひとりひとりのお客様と1秒でも長く話していたくて、そして今年は例年以上にお客様が途切れる事がなくて、あっという間に喉が枯れてくるのが分かります。
でも贅沢な悩みです。

夕方からは会社帰りのお客様が加わって、場内は立錐の余地もないほどの熱気に包まれます。

持ってきたお酒も次々に空になっていきます。
そして午後7時30分、無事終了の時間を迎えました。

今年は昨年を300人ほど上回る、2,000人を越えるお客様にご来場頂きました。

顔馴染みのお客様そして新しいお客様、頂いた1枚1枚の名刺、すべてが私の明日からの大きな財産と活力とになるはずです。

Hana "Sake" 日本酒の会

2014.10.04

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恒例の「Hana "Sake" 日本酒の会」が先日開催されました。

何、その会?
ご説明致します。

上田市の中心地に「HanaLab.」(ハナラボ)というフリースペースがあります。
上田市の有志が立ち上げた、誰もが使える広々とした快適な空間です。

その「HanaLab.」の一角を担う大野さんという男性が、お酒を通じて楽しい時間を共有しようという趣旨で立ち上げたのがこの会です。

アドバイザーは、上田市で地酒専門酒販店を営む宮島国彦さん。
県内外の飲食店や日本酒ファンに絶大な人気を誇る若手経営者です。

そこに毎回いろいろな蔵元がゲストで呼ばれて、お客様との交流を楽しみます。
お酒はもちろん宮島さんが厳選したその蔵のお酒です。

ちなみに私は前々回は単独でゲストにお招き頂き、また前回は地元上田の3蔵ということで岡崎酒造さん・沓掛酒造さんと一緒に再度呼んで頂くという光栄に預かりました。

そして今回は、前回の上田3蔵が推薦する蔵元ということで、隣の佐久市から古屋酒造店の荻原深君が登場。
銘柄は「深山桜」と「和和和」。
弱冠36歳、将来を渇望される人気の若手です。

ちなみにこの会は料理もすべて手作り。
毎回同じ女性が手掛けるバラエティに富んだひと皿ひと皿を、お酒と一緒に堪能します。

会がスタートすると、まずはアドバイザーの宮島さんから日本酒に関する楽しいレクチャー。
そのあとは、この日持ち込まれた荻原君のお酒6種類を順番に利き酒します。
中には今日のために用意された「大吟醸30年秘蔵古酒」なんてのもあります。

お酒が一巡したあとはお料理の説明があり、めいめいがビュッフェスタイルでお酒と料理とを取り分けながら楽しい宴会のスタートです。
ここでも、途中で宮島さんの楽しいトークとアドバイスが入ります。

テーブルの仲間と話が弾み、やがてテーブルの垣根を越えて、今日初めて会う方々とも交流の輪が広がります。
これぞお酒の持つ魅力・魔力です(笑)。

夜も更け始めた頃、お開きとして、これまた恒例の全員での写真撮影。
でも皆さん、なかなか帰ろうとはしません。
この会がいかに楽しくて立ち去り難いか、そんな思いを物語る一面です。

次回もまた、長野県の素晴らしい若手蔵元が登場する事と思います。
こんな素敵な日本酒の会が開かれていることに、主催の大野さん、そしてアドバイザーの宮島さんに感謝する毎回です。

べじた坊の夜

2014.09.20

長野市のホテルで午後から会議と懇親会に出席。

ちなみに懇親会での乾杯はビール・オンリー。
今、我々蔵元は至るところで「日本酒で乾杯」運動を展開していますが、乾杯の際、テーブルにビールとウーロン茶しか乗っていないのを目の当たりにすると、まだまだ道のりは遠いことを実感します。
でも頑張らなければ!

懇親会がお開きになったあとは、ひとり長野市内の居酒屋「べじた坊」へ。

若林さん・石垣さんのふたりの若き男性が営む、日本酒と野菜料理をメインとした心暖まる空間で、私の大のお気に入りの1軒です。

この日も「結構飲んできたので軽く。お酒は今日は『火入れ酒』で」とだけお願いして、あとはお任せ。
そんな中、まず出てきたのは山形の「くどき上手」。
フレッシュな味わいと心地よい酸とが食欲をかきたてます。

間を置かず出てきた料理が「高沢酒造の酒粕で漬けた豚ロース」。
これがめっぽう美味い!
すぐさまお酒を同じく高沢酒造の「豊賀」にチェンジ。
料理とお酒のマリアージュが気分を高揚させます。

「もう少し食べられますか?」
ここの一皿は量が多いのは織り込み済みなので「軽く」と言ったのに、どーんとお皿いっぱい、優に2~3人前出てきたのは、大好物の「空芯菜の炒め」。
あまりの量に、思わず隣の女性に「少し食べてください」とお裾分けです。

ここで合わせたのは大好きな広島「寶剣」の「秋あがり」。
これもまた旨い。
この酒が持つ本来の味わいと熟成感とのバランスが素晴らしいのひとことです。

さて、電車の時間があるのでそろそろ、と腰を上げかけた私に「もう一杯だけ」と出して頂いたのが京都の「澤屋まつもと」。
火入れ酒なのにフレッシュな微発泡感が見事で感動です。

お酒とお料理はもちろんのこと、若林さん・石垣さんのスタッフお2人、そして店内を埋めた多くのお客様との会話まで存分に堪能した、心休まる素敵な時間と空間でした。

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