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謹賀新年

2016.01.09

あけましておめでとうございます。

気が付いたらあっという間の年末年始が過ぎておりました。

大晦日は会社は休みでしたが、事務仕事をしながらお店を開けておくと多くのお客様がご来訪下さり、酒談義に花を咲かせながら1年を無事締めくくる事ができました。

そういえば「秘密のケンミンshow」で放映されていましたが、お節料理を大晦日から食べるのは長野県と北海道なのだそうです。
かくいう私もそのひとり。
小さい頃から、父の大晦日の仕事が一段落すると厳かにお節のお重を開けるのが慣わしでした。

新年は2日から親しい方へのご挨拶回り。
本当は仕事始めの4日からでもいいとは思いながら、じっとしていられず、どうしても体が動いてしまいます。

ラジオで箱根駅伝を聞きながら車で長野県内を縦断。
行く先々で思いも掛けぬ歓待を受けながら、ここでも酒談義で花が咲きます。
皆さんに支えられていることを実感するひとときです。

そして行き着いたのは軽井沢。
旧軽井沢のいつもの駐車場に車を停めます。

遅い昼食を大好きな蕎麦屋「川上庵」の「天せいろ」(カラリと揚がった大きな海老天2尾が付いて絶品)で楽しみ、食後のコーヒーはこれまた大のお気に入りの「茜屋珈琲店」にてご主人の大谷さんと雑談をしながら2杯。
そういえば何年も前ですが、12月25日を過ぎても家族の年賀状のデザインが決まっておらず、ふと思い付いて全員で「茜屋」さんに駆け込み、趣きあふれる店内で家族写真を撮らせて頂いたこともありました。

お店を出るともう夕暮れ時。
皆さんからたくさんの元気を頂いた幸先のよい1日でした。

それでは今年も頑張ります。
今年もよろしくお願い申し上げます。

We are X!

2015.12.21

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写真上:ラストナンバー「ART OF LIFE」で杖をついて歌うTOSHI
写真下:「ART OF LIFE」終演後、膝から崩れるTOSHIを脇から抱えるPATAとSUGIZO
(どちらも「WOWOW」より)


「X-JAPAN」が20年ぶりに国内ツアーを敢行しました。

その最終公演、名古屋の日本ガイシホールでのライブがWOWOWで完全生中継されました。

いつもながら圧巻の4時間。

なかでも感動したのがアンコールでした。

アンコール1曲目の「RASTY NAIL」。
ところが歌っている最中、突如膝まづくボーカルのTOSHI。
直後、右手に杖をついて懸命に身体を支え、立ち上がって歌っているTOSHIがいました。

あとから聞けば、TOSHIはツアー中ずっと体調不良だったとのこと。
この日も不調を押してステージを駆け回っていたものの、ついに身体が言うことをきかなくなったのでした。

それでも笑顔で歌い続けるTOSHI。

「ENDLESS RAIN」に続いてこの日のラストナンバー「ART OF LIFE」でも微動だにできず、杖をついたままひたすら歌うTOSHIの姿に、自然に涙が溢れます。

最後のワンフレーズを歌い終えた瞬間、ステージに崩れ落ちるTOSHI。
そしてすぐに駆け寄って両脇を支えるギターのPATAとSUGIZO。

カーテンコールでは、もう身体が動かないはずなのに、苦しみのかけらも見せずに満面の笑みで観客の声援に応えるTOSHI。

そしてそんなTOSHIの苦しみや痛みを理解した上で、あえて普段通りに演奏を続けたYOSHIKI、PATA、HEATH、SUGIZOの4人。

何て素晴らしいバンド。

亡くなったHIDEとTAIJIを含めて、この7人をずっと追い続けている自分を改めて嬉しく思ったひとときでした。

さあ、次はいよいよ年明け、ロンドンのウエンブリー公演だ!

「搾りたて生原酒」発売開始

2015.12.15

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お待たせしました。
本年度の新酒第一弾「和田龍 純米搾りたて生原酒」を発売致します。

リンゴやライムを思わせる華やかな香り。
まろやかな甘みとキレある酸味とが調和したふくよかな味わい。
新酒ならではのフレッシュ感が口の中で踊ります。

今年からラベルもお米をイメージしたデザインに一新です。
ぜひお試しください。

価格 1.8L  2,400円(税込2,592円)
   720ml  1,200円(税込1,296円)

「人と人をつなぐそば屋」

2015.12.12

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先月末。
お世話になっている地酒専門店K君のお誘いで「お蕎麦と日本酒と酒器の会」へ伺いました。

会場は松本市に隣接する山形村。
「そば処 木鶏(もっけい)」さんです。

ご主人の塙(はなわ)さんは出身地福島県で東日本大震災を体験し、そこで自らの生き方を問い、見知らぬ長野県で夢に見た蕎麦屋を開業した、まだ20代の若手です。

この日一番にお店の暖簾をくぐると、心安らぐ暖かな空間と笑顔の塙さんが出迎えてくれました。

席につく前に、この日もうひとりの主役、ガラス作家の湊(みなと)久仁子さんもお出迎え。
ズラリと並んだ酒器と蕎麦猪口の中から好みの一品を選ばせてくれました。
私はこのガラス酒器が大いに気に入って購入(写真)。
いまや家飲みで欠かせぬ器になっています。

13名の参加者がすべて揃ったところで宴席開始。

お店自慢の軍鶏(しゃも)、参加者のおひとりが生産された放牧豚、思わずお替わりをしてしまった締めのお蕎麦まで、コースすべてのお料理が絶品。
そして何よりも参加者の皆さんとの会話が絶品でした。
店主の塙さんが理想とする「人と人をつなぐそば屋」がそこには体現されていました。

私が目指すひとつの目標が「蕎麦と合うお酒」。
店主の塙さんのサプライズでご用意して頂いた「和田龍登水」を皆さんにお楽しみ頂いたことも、この日の喜びのひとつでした。

古酒発売開始

2015.12.04

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「和田龍 平成12BY酒造年度 古酒生酒」。
15年の熟成を経て、このたび発売を開始しました。

淡くきれいな琥珀色。
黒糖やバニラを連想させる甘さと、そこに絡まるきれいな酸味。
熟成から来る複雑で上品な味わいが、喉を通ったあともきれいな余韻として残ります。

300mlで1,000円(税別)の限定品です。
ぜひご賞味ください。

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