食の専門誌「RiCE」の日本酒特集に「和田龍登水」が載りました。
女優の臼田あさ美さんが、映画「南瓜とマヨネーズ」の公開を記念したスペシャルメニュー「南瓜と二種類のベシャメルソースを味わえるグラタン」に「和田龍登水 ひやおろし」をペアリングして下さっています(2枚目・3枚目の写真)。
5枚目の臼田さんはなぜか太り気味です。
信州上田 ほろ酔い社長がつづる日々の記録
食の専門誌「RiCE」の日本酒特集に「和田龍登水」が載りました。
女優の臼田あさ美さんが、映画「南瓜とマヨネーズ」の公開を記念したスペシャルメニュー「南瓜と二種類のベシャメルソースを味わえるグラタン」に「和田龍登水 ひやおろし」をペアリングして下さっています(2枚目・3枚目の写真)。
5枚目の臼田さんはなぜか太り気味です。
しばらく前に妻と一緒に初めて訪れたレストラン。
午後7時を回った店内は8割近くの入りで、心地よい喧騒に包まれていました。
我々もメニューをじっくりと眺めながら、秋の食材をふんだんに使ったコースと、シャンパン(「ペリエ・ジュエ」)をボトルで頼みました。
最初の驚きは、若いソムリエがシャンパン用のフルートグラスではなくボルドーの赤ワイン用の丸型グラスを持ってきたこと。
「このシャンパンは時間の経過とともに素晴らしい香りと味わいが立ってきます。それを存分に味わって頂こうと思いまして、よろしかったらこちらのグラスでお召し上がりになりませんか?」
我々が喜んで彼の提案に乗ったのは言うまでもありません。
さて、食事も進み、店内もちらほらとお客様が帰り始めた頃、妻があることに気が付きました。
我々のテーブルだけ、他のどのテーブルにも飾ってある花とキャンドルがないのです。
たぶん予約を入れたのが30分前だったので、急に誂(あつら)えた席だったのでしょう。
たったそれだけの事と言われればそれまでですが、いざ気が付いてしまうと、我々のテーブルだけが殺風景に見えてきて仕方ありません。
妻は「そんな小さな事、わざわざ言わなくていいから」と止めますが、私はシャンパンにボルドーグラスを勧めてくれたソムリエのホスピタリティを信じて、あえて指摘してみる事にしました。
「気を悪くされないで聞いてください。我々のテーブルだけ花とキャンドルがないのです。これはちょっと寂しい気がします」
それに気が付いた時のソムリエの驚き。
彼のお詫びの言葉が決して表面上でない事は、その姿勢から十分に伝わってきました。
その後もソムリエやサービスの皆さんと楽しい会話を交わしながら食事も一段落し、最後の客となった我々が席を立とうとした時です。
そのソムリエが1本のワインのボトルを抱えてきました。
「これは私からです。私がお気に入りのオーストラリアのスパークリングです。せっかくなのでフルートグラスとボルドーグラス、両方のグラスでお楽しみください」
そう言って、妻と私にグラス違いで2杯ずつ、ワインを注いでくれたのです。
たぶんいろいろな意味があったのでしょう。
もちろん花とキャンドルのお詫び。
それ以外にも、初訪問の我々が料理に大いに感動したこと。
お酒の話をはじめ、いろいろな話題で彼と随分と盛り上がったこと。
いずれにしても、初めての客に対して彼が注いでくれたそのスパークリングは、私と妻の心を射止めるには十分過ぎる1杯でした。
決して出過ぎず出しゃばらず、しかし確実に心のこもった彼のさり気ないサービスで、我々は再訪を期したのでした。
3枚目:左から塙さん・福崎さん・私(閉会後だったので、若林さんは電車の時間があり残念ながら帰られました。)
「人と人を繋ぐそば会 in 上田」が上田市内の蕎麦店「くろつぼ」さんで開催されました。
主催は
・山形村「木鶏(もっけい)」店主 塙 (はなわ) 和貴さん
・上田市「くろつぼ」店主 福崎 直人さん
どちらも今をときめく蕎麦の名店です。
そこに千曲市の地酒専門店、生坂屋商店の若林 数矢さんプロデュースのもと、ありがたい事に当社のお酒が振る舞われる事になりました。
限定20名で募った参加枠はあっという間に満席。
そして当日驚いたのは、県外から来られたお客様の多いこと。
群馬・東京・京都・・・皆さん、おふたりの蕎麦に惚れてわざわざのご来訪です。
お料理はこの日のために贅を尽くしたひと品ひと品で、松茸の初物や、長野県南信地方特産の巨大な「鈴ケ沢なす」といった特産品も登場。
そして締めは2店の店主が腕によりをかけて作った蕎麦4種。
そのお料理や蕎麦に、「和田龍登水(とすい)」をはじめとする5種類揃えたお酒を合わせて頂く幸せ。
いつの間にか知らぬ者通しの垣根も取れて、文字通り「人と人を繋ぐそば会」の夜は更けていったのでした。
前回ご案内した「ひやおろし」。
おかげさまで9月9日の発売を前に、酒販店様からのご予約でほぼ完売状態となっております。
当HPに掲載の「和田龍登水(とすい)取扱店」様にてぜひお買い求め頂ければ幸いです。
今日も大勢のお客様が当社の小売部へご来店下さいました。
しばらく前にいらっしゃって、美味しかったからまた買いに来たというお客様。
初めてお見えになって、会話が弾んで最後は名刺交換をさせて頂いたお客様。
どのようなお客様にも、ご試飲して頂きながら、社員一同誠心誠意対応させて頂いております。
先日はふらりと入ってこられたお客様が、やけにお詳しいなあと思いながら話していたら、私が日頃から興味を抱いている遠方の蔵元の製造担当の方と判明。
偶然地図で当社を見つけて来られたとのこと。
そのあとじっくり腰を落ち着けてしばし語り合ってしまいました。
ご試飲頂いたあと、買うかどうか迷っているお客様には「ご購入頂かなくても結構ですよ」とひとこと添えます。
試飲したからには買わなくては、というプレッシャーを感じてほしくないからです。
カッコつけ過ぎですが、上田に来たいい思い出のひとつと感じて頂ければと思っています。
あとで当社のお酒が飲みたくなった時は、お取扱い酒販店様や飲食店様をご紹介しますのでご一報ください。
日本酒の秋の風物詩「ひやおろし」。
「和田龍登水(とすい)ひやおろし」を9月9日(土)から発売開始します。
(長野県では「重陽の節句」に合わせて、9月9日が「ひやおろし」の解禁日となっています。)
ちなみにこの「ひやおろし」。
厳格な定義はありませんが、一般的には「純米酒」で、通常2回行なう「火入れ」を春先に1回のみ行なういわゆる「生詰酒」。
これを熟成させて、秋に出荷するものです。
当社も秋の開封を見据えて、春先の火入れの時期や貯蔵温度等、試行錯誤を重ねましたが、おかげさまで納得の行く味わいになったと思っています。
使用米は長野県産「ひとごこち」100%。
ただし今発売している「和田龍登水(とすい)ひとごこち」とは別タンクなので、味わいも別物です。
きれいな果実香。
キレのある酸。
そして熟成からくる繊細で柔らかな味わい。
昨年は発売前のご予約で完売してしまいましたので、今年は増量しました。
当ホームページ「和田龍登水ブランド」に掲載のお取扱い店様でぜひお買い求めください。