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念願の富山「口岩」

2024.07.13

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数年前、富山県朝日町から富山市東岩瀬に移転した蕎麦の「口岩」。

蕎麦と日本酒を合わせる事を大前提に、地元富山の日本酒はもちろんの事、全国の地酒が揃う蕎麦の名店として、朝日町にあった頃から予約困難の人気店だった「口岩」。
富山市に移転後は人気に拍車が掛かり、私も何度予約を取ろうとしても満席で諦めざるを得ない毎回でした。

ところが今回、ひょんな事から、その願いが叶いました。

カウンターのみの店内に入ると、店主の口岩さんと女将の麻美さんが笑顔で迎えて下さいます。

あまりに嬉しさに、女将と思わずハイタッチ!

そして日本酒とともに出して頂いた「もりそば」と山形名物「だし」を乗せた「ぶっかけそば」の、その美味しさといったら。

今回は限られた時間の中での訪問だったので、次回はじっくり腰を据えて、口岩さん渾身の蕎麦のフルコースと日本酒とを味わいに、また伺います。

あまりの嬉しさに、最後は口岩さんを思わずハグして富山をあとにした、夏の日の午後でした。

サプライズな名店

2024.06.29

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「とりあえず生ビール!」

真っ先に店に着いて、他の皆さんが到着するまで喉を潤そうと頼んだ我々3人に、「お待たせしました!」と社長自ら運んで来たのが、写真のジョッキ。

写真では分かりづらいですが、実はこれ、高さ10cmほどのミニサイズ。
思わずのけぞり、ひと息置いて大爆笑する我々に、休むことなく社長のサプライズが炸裂します。

「ちゃんとしたのを持ってきますね」と言って運んできた、今度は普通の中ジョッキを「おっとっと!!」と叫びながら友人の洋服にひっくり返して、友人が叫び声を上げた・・・ところでよく見たら、浅草の合羽橋で買ってきたという、実はサンプル用の蝋細工のジョッキでした。

いざ懇親会が始まって、参加者10名の自己紹介が始まったと思ったら、またまた社長が登場して「すみません!マイクをどうぞ!!」と手渡されたのは、グリコのおまけ(分かるかな?)に付いてくるような、手のひらで握ると隠れてしまうほどのプラスチック製のちゃちで小さなマイクのおもちゃ。

この日はたまたま個室での懇親会だったのでこの程度で済みましたが、通常のカウンターに座ると、社長のいたずらはこの程度で済むはずはなく、笑いが絶えません。

ただしこのお店、料理の味も本物です。
夜の酒肴や地酒の数々は選び抜かれた逸品ですし、ランチの名物、親子丼も美味しさが炸裂します。

このお店、軽井沢の「Ogosso(オゴッソ)」といいます。

ちなみにかなり前ですが、このブログに載せた投稿です。

https://www.wadaryu.com/blog/archives/157.html

酒喰洲会

2024.06.22

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今年も毎年恒例の「酒喰洲(しゅくず)会」が開催されました。

東京人形町で絶大な人気を誇る海鮮居酒屋「酒喰洲」。

その日のメニューには天然の海鮮がズラリと並び、お刺身は何と1切れから注文可能で、全国の地酒とともに楽しむ事が出来ます。

以前、常連の太田和彦さんがBSの番組でこのお店を紹介された時は、冒頭の10分で「和田龍登水」を飲んで下さっていて、まさかのこの展開に大いに感激したものでした。

https://www.wadaryu.com/blog/archives/757.html

その「酒喰洲」のご主人が、年に一度お客様と蔵元を招いて開催するのがこの「酒喰洲会」です。

会場は昨年に引き続き、日本橋浜町の「プラザマーム」。
蔵元は7蔵が集いました。

ご予約されたお客様が全員ご来場されたところで、ご主人の乾杯とともに開宴です。

バイキング形式で用意された、海鮮をはじめとした料理の数々が瞬(またた)く間に無くなっていきます。

と同時に、各蔵のブースにもたくさんのお客様が詰め掛け、お酒を注ぎながらおひとりおひとりと楽しい会話で花が咲きます。

各蔵4種類×7蔵=24種類。
ほとんどのお客様が全種類を制覇されていました。

そして今年もクライマックスはご主人がボーカルを務める「酒喰洲」バンドの演奏。
プロの奏者・元オリンピック代表選手・・・驚くような経歴のメンバーを従え、会場はライブハウスへと一変します。

演奏終了後も余韻が続く中、料理やお酒が次々と空いていき、あっという間の4時間が過ぎていきました。

お客様が帰られたあとはスタッフ・蔵元、全員であと片付け。
先ほどまでの大賑わいが嘘のように、静けさが取り戻されていく会場を眺めながら、今年も「酒喰洲会」の一員として参加出来た嬉しさを改めて噛み締めたのでした。

全国アマチュア利き酒選手権 上田予選

2024.06.14

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写真上:皆さん、真剣に利き酒中
写真下:「HANA SAKE」代表の大野さんによる乾杯


上田市の全6蔵が主催して「全国アマチュア利き酒選手権 上田予選」が開催されました。

今年は約40名が参加。

2つのテーブルにはそれぞれ6種類の同じお酒が、順番を変えて並んでいます。

最初のテーブルで10分間、その6種類のお酒を利き、そのあと隣のテーブルに移動してこちらでも10分間、順番が変わった6種類のお酒を利いて当てる、というのがルールです。

ただし採点法は「嗜好順位法」という特殊なものです。
これは0点が最高で、当て損なうと100点を越えてしまう場合もあり、順位が分かりやすいという利点があります。
ただし全問正解の0点を取るのは至難の技です。

全員が利き酒を終えたあとは、採点を待ちながら、おまちかね、上田の地酒を囲んでの懇親会です。

懇親会の主催者は、上田の地酒をこよなく愛し応援して下さる団体「HANA SAKE」の皆さんです。

「HANA SAKE」代表の大野さんの乾杯のあとは、蔵元が各テーブルを回り、お酒を注ぎ合いながら楽しい会話に花が咲きます。

縁もたけなわとなった頃、いよいよ結果発表です。

シーンと静まり返る中、成績上位者が発表されます。

何と!何と!
この日は、最高得点の0点=全問正解の方が5人!!
快挙です。

しかし・・・このあとの県予選に進めるのはたった2人だけ。
厳正な(?)協議の結果、その栄えある2人が決まりました。

県予選の上位2名は次は全国大会に進めます。
県予選は1ヵ月後。
ぜひ思い切り頑張ってきてください。

参加者の皆さん、そして大野さんはじめ「HANA SAKE」の皆さん。
今年も素敵な会にして頂いて、本当にありがとうございました。

「和田龍の会」 at 人形町

2024.06.06

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前ブログの2日後、イベントのため、またまた東京を訪れました。

「和田龍の会」。
人形町「すし雅遊」にて、ありがたい事に、昨年に引き続き2度目の開催です。

この会の主宰者で、お店の大将のお嬢様の由貴さんとは不思議なご縁で繋がりました。

もともと私は大将が握るお鮨が大好きで、お店には時折訪問していました。
しかしある時からしばらく足が遠ざかり、それからかなりの月日が経ちました。

そんな中、コロナ禍直前に開催された「長野の酒メッセ(現在のYOMOYAMA NAGANO) 」の会場、グランドプリンスホテル高輪で、終了間際に当社のブースを訪れたのが、その時はお互い名前も顔も知らない、お嬢様の由貴さんでした。

翌日、東京から戻った私に、1本の電話がありました。
由貴さんからでした。

昨夜「酒メッセ」から帰った直後、父から「どこか気に入ったお酒はあったか」と聞かれ、「和田龍というお酒」と答えたら父がびっくりして「それはうちのお店のお客さんだ!」と叫ばれたとの事。

驚いた由貴さんが、とても美味しかったという感想とともにお電話を下さり、事の次第を聞いて、まさかのご縁に私も大いに驚いたのでした。
その後の東京出張の折、すぐに「すし雅遊」を訪問したのは言うまでもありません。

そしてコロナ禍が明けた昨年、由貴さんからご連絡を頂きました。

このたびお店で「日本酒の会」を始めるに当たり、その栄えある第1回を「和田龍」で開催したいの事。
飛び上がるほど嬉しかったのは言うまでもありません。

そして1年後の今年の春、再び由貴さんから、「日本酒の会」の1周年を「和田龍」で開きたいとの依頼が届きました。

たくさんの蔵元のお知り合いがいる中で、あえて私を選んで下さった由貴さんのお気持ちに感謝しながら、お申し出を快諾しました。

当日は大将、由貴さん、そして昨年もご一緒させて頂いた大勢のお客様に囲まれながら、あっという間の楽しいひとときを過ごさせて頂いたのでした。

そして会がお開きになったあと握ってもらった、大将のお鮨の美味しさといったら!

大将、由貴さん。
今年も素敵な出会いを本当にありがとうございました。

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