2020.11.28
奇跡です。
大・大・大好きな「ニュー・シネマ・パラダイス」が、30年の時を経て上映されました。
しかもピカピカの東宝シネマズ上田ではなく、私が小学校の頃から通い詰めた、上田の古くからある映画館で。
20代の時に公開されたこのフイルム。
東京の映画館で繰り返し観てはそのつど号泣し、翌年の我々の結婚披露宴では、BGMをすべてこの映画のサントラで埋め尽くさせてもらいました。
そして先日の夜、仕事の合間を縫って、妻と映画館へ駆け付けました。
公開当時の思いもあいまって、我々を含めて4人しかいない館内に甘えて、オープニングから、溢れる涙を拭くこともせず大号泣しました。
それにしても全編を通して流れるエンリオ・モリコーネの音楽はずるいよ。
それだけで涙腺が緩んでしまうから。
ちなみにこの映画館では、すべての作品が1日1回のみの上映で、この日のプログラムは「ニュー・シネマ・パラダイス」の他に、同じ監督・作曲家による「海の上のピアニスト」、そしてなんとフェリーニ特集。
すごいですよね。
気持ちが30年前にタイムスリップした、素敵なひとときでした。