2020.06.13
昨夜久々に訪れた、長野市の銘酒居酒屋「べじた坊」。
日本酒担当の石垣さんとは様々なジャンルで話が合い、カウンター越しに尽きることなく語り合う毎回です。
今回のテーマは「中上健次」。
私が敬愛する小説家、中上健次を石垣さんがお店のブログで何日にもわたって取り上げていて、私が思わず反応してメッセしたのが昨日の午前中のこと。
それから何回かSNS越しに中身の濃いやり取りをし合ったのち、「続きを話しにきました」とお店を訪問したのが半日後の夕方でした。
カウンターに座るやいなや、中上健次のこと、さらにはそこから派生するさまざまな小説や音楽の話題で石垣さんと花が咲きます。
それにしても石垣さんの博識ぶりといったら。
そしてその間にお任せで次々にグラスに注がれてくる日本酒は、石垣さんセレクトの、どれも珠玉といっていい一杯です。
さらには、お料理を担当されている若林さんの心のこもった酒肴の数々が並び、会話とお酒に彩(いろどり)を添えます。
思えば、このお店のカウンターで知り合った多くのお客様と、今もご縁が繋がっていたりもしています。
「べじた坊」。
酒と料理と人の魅力に酔うことができる素敵な空間です。
石垣さん、若林さん、またお伺いしますね。