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品種はなぁに?

2019.07.21

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面白い白ワインを飲みました。

親しい酒販店さんを訪問していた際のこと。
このお店は日本酒だけでなくワインの品揃えも豊富かつ個性的で、ちょうど店主と話をしていた時に届いたのがこの白ワインでした。

店主にお伺いしたそのあまりの個性に、届いたばかりの1本を即買いして、早速その夜抜栓しました。

さて、このワイン、何が個性的か?
まず、そのブドウ品種です。

ティスティングして、この品種を当てられる方はそうはいないでしょう。

答えはカベルネ・ソーヴィニョン!
そう、赤ワインの王道を行く品種です。

ちなみにシャンパンでは、赤ワインの品種から造る、いわゆる「ブラン・ド・ノワール」は決して珍しくありません。
しかしスティルワインで「カベルネ・ソーヴィニョンの白」なんて初耳です。

で、飲んでみるとこれが美味しい。
あっという間に1本が空になりました。

もうひとつの個性。
それはこのワインがモルドバ産であること。

モルドバはルーマニアとウクライナに囲まれた小さな国ですが、モルドバのワインなんて初めて飲みました。

そういえば以前、やはりこのお店で入荷仕立てを飲んだ、インド産ワイン「スラ」。
これも、インドとは思えない美味しさだなあ、なんて思っていたら、ワイン・バーやレストランで不通に目にするようになって、この店主の慧眼ぶりと、そしてワイン発展途上国の品質の向上のすばらしさに感動したのでした。

さて、モルドバ産のこのワイン、「RADACINI(ラダチーニ)」といいます。
価格は1,200円。
店主によると、メルローで作ったロゼ(!)もコストパフォーマンス抜群の味わいとのことです。