こころのところ、ついチャンネルを合わせてしまうのがNHK Eテレ放送の「ららら♪クラシック」。
俳優の高橋克典(個人的には「アウトレイジ・ビヨンド」の殺し屋役が大好き)がナビゲーターとなって、ゲストと共にクラシックを楽しく、そして分かり易く解説します。
昨夜は「最強の音楽家」と題して、モーツァルト・バッハ・ベートーベンが特集されました。
この3人のどこが偉大なのか、そして音楽史にとのような影響を与えてきたのか、知らなかった基礎知識を平易に教えてくれます。
そして演奏されるのも、毎回大好きな曲ばかり。
昨夜はモーツァルト 交響曲41番「ジュピター」。
バッハ「ミサ曲ロ短調」。
ベートーベン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」。
「ミサ曲ロ短調」はバロックの中でも珠玉の声楽曲で大好きだし、「皇帝」は昨年5月の音楽の祭典「ラフォル・ジュルネ」でライブに行ったばかりだし、聴いていて心踊ります。
ちなみに前回のテーマはヘンデルのハレルヤ・コーラス」。
実は私「ハレルヤ・コーラス」は数え切れないほど歌っていて、この曲が入っているオラトリオ「メサイア」は座右の1曲といっても過言ではありません。
その「ハレルヤ・コーラス」の初歩的な、しかしあまり知られていない魅力や秘密が「そうだったのか」という驚きと共に次々に語られました。
曲中に「ハレルヤ」という言葉が60回出てくるとか。
加えて解説役として出てきたヘンデル評論家は妻の高校時代の先輩。
また一歩、番組が身近に感じられたひとときでした。
話は飛びますが、今、私が車の中で毎日聴いているのはリムスキー・コルサレフの交響曲組曲「シェヘラザード」。
コルサレフはムソルグスキーをはじめとした「ロシア5人組」のひとりです。
そして「シェヘラザード」とは「千夜一夜物語」の語り手で、タイトル通り「千夜一夜物語」のストーリーが壮大かつ繊細に、45分に渡って演奏されます。
春になったら、この曲が演奏されるコンサートに招待されています。