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熟成の妙

2016.03.25

12月末に本年度分の発売を開始した「和田龍 純米しぼりたて生原酒」。
約3ヶ月を経て、熟成により味わいに変化が出ています。

搾った時はシャープな酸とみずみずしいクリアな味わいが際立った、まさにフレッシュ感満載のお酒でした。

3ヶ月経った今は、最初に丸みを帯びた酸が舌を覆い、続いてジュワッと柔らかな旨味が口中いっぱいに広がります。
文字通り「旨酒」へと変容を遂げています。

これもまさに日本酒の醍醐味です。

「熟成」といえば、やはり限定発売の15年古酒、「和田龍 平成12酒造年度 古酒生酒」。
試飲したお客様がその味わいに驚かれ、舌鼓を打っていかれます。

見た目は淡く澄んだ黄金(こがね)色。
味わいは、トロリとした重厚なボディ、そして黒糖を思わせる深く複雑な甘さ。

15年の歳月が醸し出した別世界がそこにはあります。
まさに「熟成の妙」です。

どちらのお酒も在庫は残りわずかです。