今年で4回目を迎える「大長野酒祭り in 四ツ谷」。
8月3日(日)の猛暑の中、東京は四ツ谷エリアで盛大に開催されました。
今年は信州から45蔵、地元四ツ谷から22飲食店が参加。
振り返れば1年目、「日がさ雨がさ」「酒徒庵」「オール・ザット・ジャズ」の日本酒専門居酒屋3店舗のお声掛けで、17蔵が参加して始まったこのイベント、4年間でここまで成長したことは驚嘆に値します。
と同時に、主催者の皆様のご尽力にはただただ頭が下がるばかりです。
ルールは簡単です。
参加者はまず6,000円(当日6,500円)のチケットを買います。
あとは、各蔵元がブースを構える22の飲食店をフリーパスで回り、飲み放題、食べ放題。
12:30~17:30の間、真夏の四ツ谷で信州地酒を思う存分堪能して頂けるという仕組みです。
この日の参加者数は、用意したチケットが完売する1,000人強。
圧巻です。
そして当社がブースを出したのは、これまでの4回のうち3回目となる、我がホームともいえる「酒徒庵」。
こちらでは「真澄」の宮坂醸造さん、「豊賀」の高沢酒造さんと一緒に、3蔵での出展です。
12:30のスタートが告げられると、店内にどっとお客様が入場されます。
知った顔、初めての方、次から次へとお客様がブースに来られて、お酒を注ぎながら楽しい酒談義で花が咲きます。
お酒のビンがどんどん空になり、パンフレットが無くなっていき、名刺入れも薄くなっていく、そんな中で交わす皆様との会話がひたすら楽しくて仕方ありません。
そしてもうひとつ感無量だったのが、私の横でお手伝いして下さった方が、「和田龍登水」を見出して頂き、東京で発売されるきっかけを作って下さった大恩人Sさんであった事。
大勢のお客様、酒徒庵、大恩人Sさん・・・皆さんのおかげで、当社のような小さな蔵が東京のど真ん中でこのようなイベントに参加させて頂いている、その幸せを噛み締めます。
そしてあっという間の5時間。
イベント終了間際に、多くのお客様から「今日の締めはこの一杯にしたくて戻ってきたよ」というお言葉を頂き、また感涙・・・。
最後は店内中の「カンバイ!」の大発声で、今年の「大長野酒祭り」も無事お開きになりました。
ちなみに、前日四谷警察署にあいさつに出向いた酒徒庵の竹口店長によれば、担当の方が店長の顔を見るなり「今年もやるんですね」と言ったとか。
でもおかげ様で、酔い潰れて警察や救急車のお世話になる方は今年もゼロだったそうです。
「大長野酒まつり in 四ツ谷」、来年はまだまだ進化しそうな勢いです。