前ブログでご紹介した通り、昨日は「大長野酒祭り in 四谷三丁目」が開催されました。
どのお店も最初から最後まで、外まで人が溢れるほどの混雑ぶりで、参加者数は昨年の400名をはるかに上回る1,000人越え。
真昼から夕刻まで四谷界隈はまさしく暑かった、いや、熱かったです!
そんな中、今年弊社がブースを出させて頂いた「やまちゃん」、これがまた出色のお店でしたので、ぜひご紹介したいと思います。
店内にあった「夕刊フジ」7月23日号から抜粋します。
タイトルは「日本初 飲み放題セルフ角打ち」
(以下「」内は記事から抜粋)
「ある日の四谷三丁目。」
「立て看板に書かれた《56銘柄 どれだけ飲んでも3000円(税別)》の文字。」
「そして扉が開くと、そこは何とも殺風景な会議・・・室?テーブルにパイプ椅子がある以外・・・あっ、大型冷蔵庫が3つ。確かに大好きな一升瓶がズラリと並んでいるではありませんか。」
「優しそうなオジサンに入場料の3150円を払って90mlのお猪口をもらうと、後は一気に日本酒の放置プレイに突入です。」
「自分で一升瓶を取り出し、自分で注ぐ完全セルフ制。」
「季節の夏吟や活性にごりも混じり、18時の開店から22時半の閉店まで、最長4時間半も延々とプレイを楽しめるのです。」
ここで「ある日の銘柄」と称して、その日揃っていた全日本酒リストが載っていたのですが、嬉しい事に「和田龍 登水」もその中に入っておりました。
「こんなことをするのは、この人しかいない。四谷荒木町にあって半年以上、いや1年先まで予約で埋まる伝説の店、居酒屋やまちゃんを経営していた山上博三さんだ。」
「家の事情で2年ほどイタリアに渡るため、昨年6月に閉店したが、自身は予定より早く今年5月に帰国。(中略)飲み放題の店をひとまず始めたのだ。」
「もうひとつの特徴は食事のメニューがないこと。店が提供するのはお酒と水のみで、肴は自分が好きな物を持ち込むかデリバリーを利用する。」
「もちろん小皿、箸、醤油、グラス、おしぼりなどは用意されている。」
「ちなみにちょっとだけ立ち寄って飲みたいという人のために、日替わりで6銘柄を1杯400円で提供している。」
ね、凄いお店でしょ?
私はこのお店の存在を、すぐ隣の伝説の日本酒酒場「酒徒庵」のオーナー竹口さんからお伺いして知ってはいたのですが、イベント当日ご主人のやまちゃんに初めてお会いして、その実直で朗らかなお人柄に一遍で大ファンになってしまいました。
そしてお店に入った瞬間に目に飛び込んでくる大型冷蔵庫には、日本酒ファンなら垂涎の銘柄が、確かにズラリと惜しみも無く置かれておりました。
この日もイベント終了後は貸切が入っているとかで、後始末に大わらわ。
と思いきや、ブースの片付けをしたら「あとはお客さんがやってくれるから」と机も椅子もそのまんま。
このギャップがまた「やまちゃん」のたまらない魅力なのでしょう。
場所は四谷三丁目駅前の四谷消防署から新宿方面へ歩いて1分。
大通り添いのビルの4階です。
日本酒好きの皆さん、お薦めですよ!