2013.07.12
夜帰宅すると、妻がテレビでBGM代わりに着けているのはBSの旅チャンネルです。
家事をしながら、見るとはなしに見るには最適なチャンネルなのだそうです。
そして私が食卓に座っていざ晩酌という時に、タイミングよく流れる番組が居酒屋紀行です。
先日も居酒屋評論家の太田和彦が東京の名店を訪ねるというテーマで、その店自慢の酒肴でお酒を飲んでいるシーンが延々と流れているのですからたまりません。
しかもその時の一軒が、いつか私も行ってみたいと思っていた湯島の「シンスケ」。
画面では、太田和彦が鮪のぬたを味わいながら杯を傾けています。
こういう映像を眺めながら飲む酒の何と旨いことか。
私は基本的に夜の晩酌は自社以外のお酒を飲むことにしています。
そしてその時私が飲んでいたのが、四合瓶で4,000円近くする茨城の某蔵元の生酛の純米吟醸酒。
それをチビチビ飲むはずが、テレビ画面の雰囲気につられて、気が付くとあっという間に1本空いておりました。
もったいないけれど至福のひとときです。
そして冷蔵庫からもう1本、次は長野県内の蔵元の純米酒を空けて、ぐびぐび。
目が覚めるとソファの上で大の字で寝ている自分に気付き、いそいそと寝室に向かう、そんな日は先日に限らず毎日です。
懲りません。
そしてテレビの画面は、いつ変えたのか分かりませんが、なぜか将棋チャンネルが流れている事が多い今日この頃です。