何を隠そう、私は小さい頃から熱狂的なYMOファンです。
先日片付けをしていたら、段ボールの片隅からYMOグッズが2点出てきました(写真)。
上の写真はYMOが1983年に「散開」(「解散」ではない)した際、CDのプロモで付いてきたバッジです。
この時の散開ライブは、個人的には後世のテクノ史に名を残す名ライブだと今も思っています。
「散開」ツアーの最終日にあたる日本武道館公演は、何と全員が招待ということで、浪人の身でありながら100枚を超す応募ハガキを発送したのを今でも覚えています(ハズれましたが・・・涙)。
そして下の写真はYMO「散開」から10年後、突如として「再生」(再結成)をした際のキャップです。
当時の「ぴあ」に「YMO再生」のライブ広告を見つけた時はあまりの衝撃でしばし言葉が出ませんでした。
この時の東京ドーム公演はアリーナ前方の良席で見ることができたのですが、相変わらず客に媚びる事のない選曲と演奏に往年のYMOらしさを感じ入りながら、3人のサウンドに心を奪われ続けた1時間半でした。
話はそれますが、以前フジテレビで「カルトQ」というクイズ番組がありました。
その日のテーマに沿った極めてカルトな問題を、これまたカルトな一般解答者が答えていくというものですが、ある日解答者募集のテーマのひとつに「YMO」がありました。
すぐさま応募のハガキを出した私に突然フジテレビから電話が掛かってきたのは、とある平日のグデングデンに酔って帰った夜11時近くでした。
「フジテレビですが、カルトQの予選を行いますので明日フジテレビまで来れますか?」
「は?明日ですか・・・」
酔った頭をフル回転して考えましたが、あまりにも急でどう考えても無理です。
悔しさを押し殺して丁重にお断りをしたのですが、なぜよりによっていきなり明日・・・?
しばらく考えて分かりました。
つまり予習をさせないためなんですね。
出場の機会を逃したあまりの悔しさで、放映の際は私も解答者のつもりで一緒になって答えていたのですが、確か90点だった気が・・・まだまだ勉強不足ですね(それでもこの点数ならマニア度としては高いと密かに自負しておりますが)。
ちなみにこの時の優勝は、元電気グループの砂原良徳がさらっていきました。
そんな訳でYMO、私の中ではまだまだ現役です。
今日も車のカーオーディオではアルバム「BGM」と「テクノデリック」(「京城音楽」のカッコよさといったら)、そして散開ライブアルバム「AFTER SERVICE」が鳴り響いているのでした。