久しぶりにおすすめスポット紹介です。
軽井沢「Ogosso(オゴッソ)」。
昼は看板の親子丼を筆頭に各種ランチを、夜は軍鶏(しゃも)料理はじめこだわりの一品を提供する、美味しさに満ちたスタイリッシュな居酒屋です。
場所は軽井沢駅から国道18号線を上田方面に向かって車で5分ほど、軽井沢警察署と軽井沢高校の並びです。
店名の「Ogosso」、最初はイタリア語か何かだと思ってカッコいい名前だなあと感心していたのですが、聞いてみたら膝ポンもので、信州弁で「ご馳走」を意味する「おごっそう」から名付けたとの事でした(でも素敵なネーミングですよね)。
店名もユニークですが、それ以上にユニークキャラ全開なのがこのお店のオーナー。
とある日のランチにお伺いした私を待ち構えていたのは、オーナー自らの「大爆笑これでもか!」攻撃でした。
まず店内の写真を撮ろうとするとオーナーが身を乗り出してきてポーズ!
おかげで当ブログ「おおすめスポット紹介」始まって以来の、人物写真掲載と相成りました。
そして「こいつにビールでも飲ませてやって下さい」とテーブルに出てきたのが2枚目の写真。
目玉の親父が入ったお椀、目玉の親父専用の生ビール、そしてお椀に注ぐお湯代わりの生ビール、もちろんどちらのジョッキもダミーです(私は最初にこの生ビールを掛けられるフリをされ、大慌てする始末)。
もう笑いで涙が止まりません。
その後もイタズラ用のマスタードを掛けられたり、次から次へとギャグのオンパレードで、「いつもこんな事ばっかしてんですよ」と語るオーナーの瞳は、確かに遊び心でキラリと光り輝いておりました。
とはいってもこの「Ogosso」、料理の味は天下一品。
かくいう私もこのお店を知るきっかけとなったのは、お得意先の酒販店のご主人に教えて頂いたから。
「軽井沢でおいしいランチを食べられるお店」を尋ねた時に間髪を入れず帰ってきたのがここでした。
その日はちょうど昼時だったこともあってこちらに直行、運ばれてきた名物「きたろう軍鶏(しゃも)の親子丼ぶり」を食べて、親子丼はもちろんの事、鶏スープや漬物に至るまで、そのおいしさを堪能したのでした。
加えて七味が京都祇園の原了郭「黒七味」である事にも感動。
これ本当においしいんですよね。
このお店のこだわりが垣間見えて瞬間でした。
さて、そんなおいしさと驚きとに満ち溢れている軽井沢「Ogosso」、この1月から3月末日まで店名を「冬おごっそう」と変えて、コンセプトも一新して営業中。
そのチラシにもオーナーの遊び心が溢れているので、その全文を紹介します。
「ほんの少し残念なお知らせです。
春から秋にかけて、地元信州の美味しい旬野菜等をご提供してきた当店は来春までの間、閉店する事にしました。
代わりにとても嬉しいお知らせです。
年明けから春までの期間「冬おごっそう」がオープン致します。
日本の海で獲れた美味しい旬の魚たちを安く贅沢に食せるお店です。
ぜひご堪能下さい。
2010年1月開店、3月末日閉店の特別店。冬おごっそう(意・冬のごちそう)」