写真:当時の「ビヤステーション恵比寿」の客車レストラン(「東洋経済ONLINE」2017/5/21の記事より)
缶ビールの話です。
ビールはいつも飲み始めの一杯だけの私ですが、大好きな缶ビールがあります。
「サッポロ 銀座ライオン ビヤホール スペシャル」。
時々発売されるサッポロの限定醸造品で、今回も12月に数量限定で発売されたのを知って、早速買い占めました(笑)。
文字通りビヤホールの「銀座ライオン」が監修し、コクのある味わいと爽快な喉ごしとがあいまった、「銀座ライオン」のあの味が再現されています。
ビヤホールの「銀座ライオン」が大好きです。
もちろんイチ押しは旗艦店の「銀座七丁目店」ですが、「銀座五丁目店」や「新宿店」もお気に入りです。
家族で。
友人と。
学生時代の仲間たちと。
そして、ふらりとひとりで。
「銀座ライオン」で過ごした光景は次から次へと思い浮かんできます。
サッポロビール本社が今の恵比寿ガーデンプレイスに移転する前は、本社は確か「銀座七丁目店」の裏にあって、当時まだ三十歳そこそこだった私が仕事で訪問した際に、手厚くおもてなし頂いた事を今でも覚えています。
そうだ、ひとつ思い出しました。
学生時代の同期と後輩とが東京で結婚式を挙げ、その二次会を設営してほしいと頼まれた時のことです。
ふと頭に思い浮かんだのが恵比寿ガーデンプレイスでした。
そこで、当時親しかったサッポロビール長野支店の営業の方にお願いをして、サプライズを仕掛けました。
それが、当時山手線からも見えた、電気機関車に連結された客車3両をそのままレストランにした「ビヤステーション恵比寿」、そのうち1両の貸し切りでした。
おかげさまで二次会は大成功し、しかもサッポロビールからのサプライズでワインの差し入れも頂きました。
残念ながらこの列車レストランは、今調べたところ、1989年に閉館となったそうです。
今も続いていれば随分と流行っているでしょうに。
いつものように話がどんどん脱線していきました。
そんな訳で、いつもビールはどちらかというと「とりあえず最初の一杯」の位置付けなのですが、今回紹介した「銀座ライオン ビヤホール スペシャル」は、私にとってはいろいろな思いも含めてちょっと別格の、ご贔屓の一品なのです。