5月27日(火)夜、弊社毎年恒例のイベント「和田龍 新酒を味わう会」を上田市内のホテルにて開催致しました。
今年で22回目を迎えるこの会、日頃から公私ともどもお世話になっているお客様をお招きして、新酒をお振る舞いしながら音楽や料理ともども皆様に楽しいひとときを過ごして頂きました。
この日ご出席頂いたお客様は約100名。
例年通り、まず乾杯前に皆様に音楽を聴いて頂きます。
今年お招きしたのは、日本のエレクトーン奏者の第一人者、神田将(ゆき)さん。
このホームページでリンクを張らせて頂いており、また3月の当雑記帳にもご登場頂いております。
数年前、神田さんのエレクトーン演奏を初めて聴いた時の衝撃と感動を今でも忘れません。
小さい頃に聞いたあのエレクトーンの音とは完全に一線を画す、言ってみれば何十もの楽器が奏でるフルオーケストラの音楽を、たった一台のエレクトーンがそのまま圧倒的な迫力を持って表現するのです。
この日演奏して頂いたのは次の3曲。
・「ボレロ」(ラヴェル)
・「オペラ座の怪人」(アンドリュー・ロイド・ウエッバー)
・歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」(プッチーニ)
どれも素晴らしい演奏で、お客様からもしばし拍手が鳴り止みませんでした。
それは、受付で販売していたCD20枚が、乾杯のあと15分で完売した事からもお分かり頂けると思います。
音楽のあとは、私から本日お出しするお酒の説明。
この日のお酒は下記の7点でした。
・和田龍大吟醸
・登水(とすい)純米酒
・登水(とすい)吟醸酒
・和田龍吟醸生酒
・和田龍純米にごり酒
・和田龍純米しぼりたて生原酒
・清酒和田龍(お燗酒)
簡単にお酒の話をさせて頂いてから、いよいよ大吟醸で乾杯!
宴会が始まると同時に、同会場の板長が腕によりをかけた料理が順にテーブルに並びます。
皆様、思い思いのお酒を傾けながら、お料理とそして楽しい会話とを楽しんで頂き、場内は心地良いざわめきに包まれました。
途中、何人ものお客様からエレクトーンのアンコールが入り、それに応えて神田将さんがエレクトーンに向かい、「私は普段はクラシックがメインなのですが、今回はあえて趣向を変えて」とおっしゃって演奏されたのが、皆様ご存知ジャズの名曲「テイクファイブ」。
演奏が終わった瞬間、皆様スタンディング・オベーションで拍手喝采でした。
楽しいひとときが過ぎるのはあっという間で、時計を見るともう午後9時少し前。
皆様のおかげを持ちまして、今年も無事「新酒を味わう会」がお開きとなりました。
嬉しかったのは、皆様が、お酒が残った瓶をほとんどお持ち帰りになった事。
その晩は上田市内の繁華街のあちこちで、この時の瓶が次々に空になったという嬉しい報告をいくつも頂いております。
「和田龍 新酒を味わう会」、お客様に楽しんで頂くのももちろんですが、それ以上に我々スタッフ一同が、皆様のおかげでこうやってお力を頂いて頑張って歩んでいける、その感謝の思いを改めて噛み締めるひとときでもあるのです。