信州上田では今日、毎年恒例の「上田真田まつり」が開催されています。
街のメイン通りでは、朝から東京ディズニーリゾート35周年のディズニーパレードが行なわれています。
早朝から、ディズニーキャラクターを手にしたファミリーやカップルが、続々と街へと向う光景にも出会いました。
このあと引き続き、草刈正雄をはじめとする「真田丸」出演者によるスペシャルパレードも開催されます。
そんな中、私は休日の会社でひとり事務仕事です。
とにかく仕事が間に合わなくて。
せめてテレビでもあれば、NHKの将棋対局か、もしくはヤンキース田中が投げている大リーグ中継でも見ながら気分転換できるのですが・・・。
まあ例年ゴールデンウィークはこんなものです(笑)。
ところで、ゴールデンウィークで毎年心を動かされるのは、東京で開催されている「ラ・フォル・ジュルネ」。
5月3~5日の3日間に、丸の内エリア、そして今年からは池袋エリアも加わって行なわれるクラシック音楽祭です。
1公演45分という短時間で低料金の有料コンサートが200公演弱、それ以外のイベントも併せると400公演ものコンサートが開催されます。
規模も、大きい公演は5000人を収容する東京国際フォーラムAから、小さい公演はそれこそ街角の広場や公園まで、まさに丸の内と池袋の街がクラシック一色に染まる、そんな素敵な3日間です。
ちなみに今まで一番行きたかったプログラムのひとつが、4年前のミシェル・コルボ指揮のフォーレ「レクイエム」。
CDで何度も聴いているこの組み合わせが東京で聴けると知って震えました。
ふと気になって上野鈴本演芸場のHPも見てみたら、繁忙期だけ指定席となる入場券は5月3~5日までほぼ完売。
近頃は寄席も座れないのです。
しばらく前、上田出身の三遊亭鬼丸が鈴本演芸場でトリを努めるという事で本人から招待券が届いたので、開演から30分遅れて足を運んだところ、既に「立ち見」の看板。
ギッシリ詰まった客席の一番後ろの壁にもたれながら、それでも鬼丸はじめプロの話術に酔いしれたのでした。
さて、せっかくのゴールデンウィーク。
何か刺激に触れてみよう。
そう思う毎年です。