ゴールデンウイーク中ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は税金の電子申告、即ち「e-Tax」のお話です。
我々の業界は月に一度、酒税の申告を税務署に行なわなければならないのですが、他の納税申告同様、事あるごとに税務署の方からこれを「e-Tax」で行なうようお願いされていました。
とにかく税務署の方と顔を合わせるたびに「e-Tax」導入の話になるので、これがいかに国税庁の優先事項なのか容易に想像は付いたのですが、そんな中なぜ私がなかなか「e-Tax」に踏み切れなかったかというと、ひとつに私がパソコン音痴であったこと、それともうひとつ、所轄税務署があまりに近くにあったからです。
だって、歩いて持っていった方が早いんですもの。
でも思い返せば昨年の12月、パソコン音痴を繰り返す私の元にわざわざ長野市から税務署の担当署員の方が来社され、普通ならばすぐに終わってしまうであろうパソコンの設定や操作の説明を、飲み込みが遅い私の為にわざわざ2日間、しかも両日とも昼食も摂らずに行なって頂き、その熱意にほだされてついに私も「e-Tax」デビューと相成ったのであります。
あれから半年経ちますが、いろいろありました。
始めるに当たって準備しなければならない「住民基本台帳カード」とカードの読み取り専用機をようやく揃えて意気揚々と送った第1回の申告が、欄を間違えて打ち込んでしまい間違いだらけ。
それを件の税務署の方に電話で手取り足取り教えてもらいながら申告のし直し。
次に、2月は日曜日に書類を作成して送ったらすんなり処理されたので、翌月も日曜日に送ったら、今度は何としても先方にアクセスできない。
設定ミスだろうかと1時間以上苦労してアクセスしてはみたものの結局送れずじまい。
翌日の月曜日に電話で相談したら、基本的にアクセスできるのは平日の9:00~21:00までとの事・・・そういえば一番最初に聞いた記憶が・・・。
ちなみに2月は確定申告の時期なので日曜日も受け付けていたとの事でした。
そんなこんなで4月も、従来の酒税申告以外に年に一度提出しなければならない申告がいくつかあって、税務署の方には「できたらやりますけど、無理かもしれませんよ~」「まあそんな事をいわずに」と丁々発止のやり取りがあったのですが、やってみたら30分で全部送れちゃいました。
我ながら成長したと、ひとり悦に入る今日この頃です。
まあ、慣れている方からしてみれば、今さら何を言っているんだと笑われてしまうかもしれませんけど。