恒例の「Hana "Sake" 日本酒の会」が先日開催されました。
何、その会?
ご説明致します。
上田市の中心地に「HanaLab.」(ハナラボ)というフリースペースがあります。
上田市の有志が立ち上げた、誰もが使える広々とした快適な空間です。
その「HanaLab.」の一角を担う大野さんという男性が、お酒を通じて楽しい時間を共有しようという趣旨で立ち上げたのがこの会です。
アドバイザーは、上田市で地酒専門酒販店を営む宮島国彦さん。
県内外の飲食店や日本酒ファンに絶大な人気を誇る若手経営者です。
そこに毎回いろいろな蔵元がゲストで呼ばれて、お客様との交流を楽しみます。
お酒はもちろん宮島さんが厳選したその蔵のお酒です。
ちなみに私は前々回は単独でゲストにお招き頂き、また前回は地元上田の3蔵ということで岡崎酒造さん・沓掛酒造さんと一緒に再度呼んで頂くという光栄に預かりました。
そして今回は、前回の上田3蔵が推薦する蔵元ということで、隣の佐久市から古屋酒造店の荻原深君が登場。
銘柄は「深山桜」と「和和和」。
弱冠36歳、将来を渇望される人気の若手です。
ちなみにこの会は料理もすべて手作り。
毎回同じ女性が手掛けるバラエティに富んだひと皿ひと皿を、お酒と一緒に堪能します。
会がスタートすると、まずはアドバイザーの宮島さんから日本酒に関する楽しいレクチャー。
そのあとは、この日持ち込まれた荻原君のお酒6種類を順番に利き酒します。
中には今日のために用意された「大吟醸30年秘蔵古酒」なんてのもあります。
お酒が一巡したあとはお料理の説明があり、めいめいがビュッフェスタイルでお酒と料理とを取り分けながら楽しい宴会のスタートです。
ここでも、途中で宮島さんの楽しいトークとアドバイスが入ります。
テーブルの仲間と話が弾み、やがてテーブルの垣根を越えて、今日初めて会う方々とも交流の輪が広がります。
これぞお酒の持つ魅力・魔力です(笑)。
夜も更け始めた頃、お開きとして、これまた恒例の全員での写真撮影。
でも皆さん、なかなか帰ろうとはしません。
この会がいかに楽しくて立ち去り難いか、そんな思いを物語る一面です。
次回もまた、長野県の素晴らしい若手蔵元が登場する事と思います。
こんな素敵な日本酒の会が開かれていることに、主催の大野さん、そしてアドバイザーの宮島さんに感謝する毎回です。