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おこがましい話

2014.05.19

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いつも公私にわたりお世話になっている長野県南佐久郡小海町の「酒舗 清水屋」さん。
そこの若き店主、小山英浩さんの男気あふれる人間性にいつも私はぞっこんです。

実は小山さんと面識が出来る前から酒舗清水屋さんの凄さは至るところで耳にしていました。
そんな小山さんに一度会いたいと思っていた矢先、某イベントで偶然ご本人が弊社のブースに立ち寄られました。

この機会を逃してなるものかと、私が半ば強引にお誘いして、数日後わざわざご来社頂いてじっくりと語り合ったあの日以来、小山さんとはかれこれ10年来のお付き合いになります。
そして時が経てば経つほど男小山に惚れ込む自分がいます。

そして昨年、小山さんは満を持して新幹線佐久平駅前に2号店を出店されました。
こんなご時勢だからこそ酒屋としての意気込みを示したい、その熱意に大いに感動したものでした。

そんな小山さんから思いも掛けない要請が来たのは先々月の夜でした。

新店舗の佐久平店の一角に、期間限定で「和田澄夫コーナー」を設けたい(ちなみに私のことです)。

えっ・・・。
頭から汗が吹き出てくるのが分かります。
私ごとき者があまりにおこがましい。
しかし小山さんからの依頼であれば、受けなければ男がすたる。
という訳で、その場で即答で了承している自分がおりました。

そして昨日、恐る恐る清水屋佐久平店を訪れました。
緊張しながら足を踏み入れた店内は相変わらず清潔でモダンで、凛とした空気が流れています。

そしてその真ん中に私のコーナーがありました。

ありがとうございます。
ただそのひと言です。

多くのお客様で賑わう店内で写真を撮らせて頂き、そして小山さんはご不在だったので、スタッフの依田さん、嶋崎さんとあれこれお話をさせて頂いて、いつも通りお酒を何本か購入しました(これが毎回の楽しみのひとつです)。

ちなみにこの日購入したお酒ですが、まずは宮城県の「墨廻江」から1本。
実は明日からあさってに掛けて、長野県酒造組合青年部にあたる「若葉会」の研修旅行で見学させて頂く蔵元なのです(その他に「浦霞」の佐浦様と「日高見」の平考酒造様も訪問します)。

次に長野県内からは、日頃から尊敬する蔵元の一社、高沢酒造「豊賀」より2本。
「火入れ」と「生酒」を買いましたので、それぞれの良さをじっくり堪能したいと思います。

続いて、清水屋さんは焼酎の品揃えに関しても豊富なので、鹿児島県の芋焼酎から最もハードな味わいと最もライトな味わいをそれぞれ選んで頂いて各1本。

そしてワインのコーナーからは、上田市の隣の東御市にワイナリーがあるリュー・ド・ヴァンの「巨峰スパークリング」。
「巨峰」と侮ることなかれ。
実はこのスパークリング、昨年私が偶然口にして、そのおいしさに大感激した1本なのです。
しかし醸造元ではとっくに完売で、ここ清水屋さんで新酒が並んでいるのを見て、速攻で購入しました。

そんな訳で、酒舗清水屋さんは小山英浩氏の夢とロマンとがぎっしり詰まった一軒です。
そんな小山さんから頂いた今回のお話、大変意気に感じて、恥ずかしながら掲載した次第です。