2013.08.27
日本酒の秋の風物詩とも言える「ひやおろし」。
弊社も「和田龍登水(とすい)ひやおろし」を9月9日から発売致します。
春に搾った純米酒を、搾った直後に一度だけ「火入れ」をし(通常は2度「火入れ」をします)、そのままひと夏越して貯蔵して、秋の訪れとともに出荷されるお酒が「ひやおろし」です。
まろやかに旨みの乗った熟成味こそが「ひやおろし」の真骨頂です。
ちなみに貯蔵方法ですが、弊社の「和田龍登水ひやおろし」は、あえて冷蔵ではなく常温で貯蔵しました。
もとは同じお酒でも、冷蔵貯蔵による「生酒」と、上槽後1度「火入れ」をした「生詰酒」との違いを際立たせたかったからです。
ただ、常温貯蔵とはいっても過熟となってしまっては意味がありません。
ですので搾ってから今日まで、貯蔵期間中は折に触れ味を確かめ、過熟とならないよう気を遣って参りました。
おかげ様で今日の時点では、柔らかさの中にも熟成の始まりを感じる、軽やかな旨みの乗った秋酒に仕上がったと思っています。
よろしければぜひ召し上がってみて下さい。
なお現時点で弊社の在庫は酒販店様のご予約でほぼ完売となっております。
当HPの「和田龍登水」販売店でお買い求め頂くか、あるいは弊社まで販売店をお問い合わせ下さい。