2013.08.14
忙しくて昼食を取る暇もない時、重宝するのは「立ち食いそば」。
昨日も午後3時頃、ちょうど上田駅前を通り掛ったので軽トラを駐車エリアに突っ込み、駅構内の立ち食いそばに直行しました。
ちなみにこのそば屋さんは正確には「立ち食い」ではなく、ガラスの壁で仕切られた店内のカウンターにはちゃんと椅子が設置されていて、座って食べられるとっても小奇麗なお店です。
そして、さすが信州の駅そばです。
長野新幹線の開通とともにオープンしたこのお店は品質にもこだわり、そば粉比率の多い生そばを使い、ちゃんと茹でるところから始めるので、出てくるのにも時間が掛かるのです。
開店当初はそれを知らないお客さんが、「まだ?」とか言いながらイライラしているのをよく見かけたものでした。
しばらくすると、自動券売機に「当店は茹でるところから始めますので3~4分ほどお時間を頂きます」という表示が登場し、さらには「お急ぎの方におすすめです」とという説明とともに、いわゆる通常の立ち食いそばと同じ、小麦粉比率の多い、既に茹で上がったものをお湯で湯がくだけのそばが登場しました。
よっぽどイラつくお客様が多かったのでしょう。
現在は前者のそばを「特上そば」、後者のそばを「駅そば」と称して販売しています。
私は立ち食いそばは断然「掻き揚げ」派なのですが、昨日は時間も遅かった事もあり「特上鴨そば」(490円)を注文。
瞬く間に間食し、いつものおばちゃんの気持ち良いあいさつを背にお店をあとにしたのでした。
この駅そば屋の名前は「そば処・ちくま」。
立ち食いそば(座れるけど)としてはとてもおいしいと思います。