去る11月3日、松本で開催された「城下町酒楽まつり」に出展して参りました。
今年3回目になるこのイベントは、松本駅前の居酒屋「蔵のむこう」「庵寿」「風林火山」の3店に合計18の蔵がブースを設け、お客様はそれぞれのお店を自由に出入りして、各蔵元のお酒を存分に楽しめるという内容です。
ちなみに当蔵は初参加、9月にお誘いのお電話を頂いた時は、わざわざ松本からお声掛け頂いたことに感激し、ふたつ返事でお受け致しました。
さて当日、弊社は「風林火山」さんの一角にブースを設けさせて頂きました。
そして開場の10時30分を迎えると、大勢のお客様が一斉に店内に入場していらっしゃって、のっけから大忙しです。
ちなみにこのイベント、おつまみは各蔵元が持参した漬物のみ。
私は吟醸粕で漬けた奈良漬けをお出ししたのですが、たくさん持っていったにもかかわらずあっという間に終わってしまい、嬉しい悲鳴です。
その後もブースには引きも切らず次々とお客様がお見えになり、中には思わぬ知人の訪問もあったりで、皆様と楽しく会話を弾ませながらお酒をお振る舞いしているうちに、あっという間に終了の午後3時30分を迎えました。
事前に主催者から言われた通り多めに持っていった4種類のお酒も、終わってみれば数本を残すのみでした。
終了後伺ったところによると、前日までにほぼ昨年の入場者数に並ぶ400枚の前売りが出ていたにもかかわらず、当日券を求めるお客様が殺到し、最終入場者数は600名にもなったそうです。
日本酒を愛する居酒屋さんがコラボし、そこに酒蔵が集まってお客様を呼ぶ、そんな新しい形態の「城下町酒楽まつり」、このイベントがこれからも益々発展することを願ってやみません。
最後に、事務局として縁の下の力持ちでご尽力頂いた山屋酒店の細野さんに心から御礼申し上げます。