この10月1日から長野県内一斉に開催されている「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」。
これはJRグループと長野県内の観光関係団体そして市町村がタイアップして、3ヶ月に渡って繰り広げられる大型観光キャンペーンです。
今日も長野県内のあちこちで「信州DC」に絡んだ様々なイベントが開かれています。
そんな中、今日ご紹介するのは「信州DC」の一環として開発された「まぁーず」料理。
知らない方は「まぁーず」って何だ?ってまず思われた事でしょう。
これは信州の方言で、「本当に」とか「とっても」という意味なんです。
「まぁーず、この料理はおいしいね」とか、「まぁーず、なにやってんだか、お前は」とか、そんな使い方をします。
この「まぁーず」料理を考案したのは長野県旅館組合青年部。
その青年部長が私の親友で、彼が「まぁーず」料理の陣頭指揮を執ったこともあって、私も思い入れが深いのです。
さて、その「まぁーず」料理、ポイントは長野県産の「味噌」と「酒粕」と「漬物」を使ったオリジナルのソースを使用すること。
それに準じた様々な料理をそれぞれの旅館が開発し、長野県内の旅館一軒一軒で違った「まぁーず」料理が味わえるのです。
私も試作品を試してみたのですが、これが本当においしい!
しかも前述の通り、材料のひとつは「酒粕」。
これは酒造業界にとっても大きなチャンスを頂いたと思っています。
聞くところによると、先日も池袋のサンシャインシティで開かれた長野県の物産展で、旅館組合青年部のブースで提供した何千食もの「まぁーず」料理が瞬く間に無くなってしまったそうです。
年内いっぱい開催されている「信州デスティネーションキャンペーン」、その期間中、訪れる旅館によってそれぞれ違った形で提供される「まぁーず」料理は今がまさに旬!です。
写真:「まぁーず」公式ガイドブックの表紙